「温泉卵」の版間の差分

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== 概要 ==
[[ファイル:Maruo Onsen Kirishima18s5s4592.jpg|thumb|温泉の蒸気で温泉卵を作るところ([[霧島温泉郷]]・[[丸尾温泉]])]]
通常の[[半熟卵]]とは逆に、卵黄よりも卵白が柔らかい状態なのが特徴。これは卵黄の凝固温度(約70℃)が卵白の凝固温度(約80℃)より低い性質を利用して作られるもので、65~68℃程度の湯に30分程度浸けておくことで、この状態になる。
 
[[画像:Nozawaonsen onsentamago.jpg|left|250px|thumb|温泉に浸けているところ(長野県[[野沢温泉]])]]
湧出する[[温泉]]の湯温がこの範囲に近い場合、これに浸けておくだけで出来ることから、温泉地の[[旅館]]などで食卓に提供されることが多く、「温泉卵」の名で呼ばれるようになったと思われる。
 
[[画像ファイル:Nozawaonsen onsentamago.jpg|thumb|left|250px|thumb|温泉に浸けているところ(長野県[[野沢温泉]])]]
あらかじめ殻を割って器にとり、[[出汁]]と[[醤油]]をあわせた出汁醤油をかけて供されることが多い。また、麺類、丼物などのトッピングとしても利用される。生卵を含めた他のどの調理状態よりも消化吸収に優れている。