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== 越境入学 ==
=== 小中学校 ===
特に小中学校において、児童・生徒の家庭の事情などにより住所地とは異なる学区にある学校へ入学する場合がある。このような入学を、[[越境入学]]と呼ぶ。また、小中学校が廃校になったことで、転校という形でやむを得ず越境入学をする場合もある。
 
==== 具体例 ====
高等学校については、学区内の学校より学区外の学校への通学の方が交通面で安全な場合、そういった学区にある学校への入学も認める場合がある。またかつての[[千葉県]]・[[茨城県]](現在茨城県は全県1学区制)のように制限つきながら特に事情が無くても越境できる場合もある。
 
=== 具体例 ===
[[大分県]][[日田市]][[前津江村|前津江]]柚木の柚木小学校では2009年度で6年生2人が卒業し、2010年度以降は1人しか児童が残らないことが確定していた。柚木小学校の校区である柚木地区北部の2集落(柚木本村・千蔵木)ではもう既に6歳未満の人口が0で、以後児童数が増える見込みが無かったため、日田市は2009年度限りで柚木小学校を廃校にする決定を下した。
 
この際に、市は柚木小学校に在校していた児童を、同じ前津江村内の小学校(出野小・大野小)ではなく、県境を超えた[[福岡県]][[うきは市]]浮羽町の姫治小学校に転校させるという措置を取った。これは、柚木小校区であった2集落と他校区の集落の間は10キロ以上の距離がある上、途中に民家がないこともあって安全な通学手段が確保出来ず、柚木地区北部からバス路線がのびているうきは市内の方が通学に適していると判断されたからである。
 
=== 高等学校 ===
高等学校については、学区内の学校より学区外の学校への通学の方が交通面で安全な場合、そういった学区にある学校への入学も認める場合がある。またかつての[[千葉県]]・[[茨城県]](現在茨城県は全県1学区制)のように制限つきながら特に事情が無くても越境できる場合もある。
 
==== 隣接県特例 ====
[[千葉県]]・[[茨城県]](現在茨城県は全県1学区制)・[[埼玉県]]・[[群馬県]]・[[栃木県]]・[[福島県]]は、各県の教育委員会が協定を結び、制限つきながら特に事情が無くても越境できる隣接県特例がある。
 
== 日本における学区の歴史 ==