「Wikipedia:版指定削除」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
とりあえず、名称変更のお知らせ
オーバーサイトの解説を加筆、単純な説明の域を抜けてきたのでInfopageに変更
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{{Infopage|ひとく}}
{{Notice|このページは秘匿機能に関する説明を行っているページです。[[Wikipedia:基本方針とガイドライン|方針やガイドライン]]ではありません。}}
{{notice|この機能の名称は2010年11月21日に'''版指定削除'''に変更となりました。}}
[[Category:ウィキペディアの解説|ひとく]]
秘匿版指定削除機能とは、ある特定の版やログの内容を一般ユーザーが閲覧不可能にするものです。2010年5月18日にウィキメディアWikiの管理者に導入されました。[[Wikipedia:井戸端/subj/Revision deletion機能の導入について]]での議論の結果、現在仮運用を実施しています。
 
仮運用の内容「管理者は、削除依頼の審議によって合意が得られた場合、revisiondelete 版指定削除の機能を使うことができます。現時点では、削除依頼の審議無しにこの機能を使うことはできません。また、現時点ではログのdeleterevision版指定削除は原則すべきではありません。」
 
== 秘匿機能版指定削除の概要 ==
あるページの特定の版に対し、以下のいずれか、或いは全てを秘匿・秘匿解・復帰することが出来ます。複数の版に対してまとめて操作を行うことが可能です。
*その版の本文
*編集の要約
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*操作を行ったときの要約
 
秘匿版指定削除の操作を行った場合、[[特別:ログ/delete|削除記録]]に秘匿版指定削除の操作の実施が記録されます。操作の記録は全ての利用者が閲覧可能です。
 
== 秘匿版指定削除のメリット ==
=== 指定した版の秘匿を不可視化 ===
過去版に問題のある投稿が見つかった場合、従来は[[Help:管理者マニュアル 特定版削除|一旦全削除を行って特定版を復帰する方法]]を取っていました。この方法を用いた場合、履歴から特定の投稿が丸ごと取り除かれます。しかし、取り除かれた内容を以降の版が引き継いでいた場合、投稿者名が履歴から消えて投稿内容のみが残ることになってしまいます。これを防ぐため、削除対象となる版で追加された内容を後の版が引き継いだ場合、内容の良し悪しに関わらず引き継いだ版全てを巻き添えで削除する必要がありました。
 
Wikipedia日本語版ではライセンス([[Wikipedia:Text of Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 Unported License|CC-BY-SA 3.0]]および[[Wikipedia:Text of GNU Free Documentation License|GFDL]])の条件を満たすために[[Wikipedia:履歴|改変履歴]]の[[Wikipedia:著作権/履歴の保存|保存]]を求めており、投稿時刻や投稿者名の記録を必要としているためです。
 
秘匿版指定削除の操作を行った場合、履歴の投稿者や投稿時刻などを残したまま投稿内容のみを削除(不可視化)することができるため、問題がある投稿の本文内容のみを取り除いて巻き添え削除を防ぐことが可能です。
 
そのページでどの過去版が過去に削除(不可視化)されたかを調べる場合、「削除済みのみ」というチェックボックスにチェックを入れることで要約や投稿者名の削除された版を調べることが出来ます。実際にどういった状態になるのかは[[/テストケース|テストケース]]を参照してください。
 
=== ログの秘匿不可視化 ===
の秘匿を削除するときと同じように、ログに対しても要約や利用者名を隠すことが出来ます。「操作の内容と対象」を秘匿削除(不可視化)した場合、権限のない一般の利用者からはそのページに対する操作が行われなかったかのように見えます。いつ行われたどの操作が秘匿削除されたのかは、権限がないと分かりません。
 
これにより、従来は対応できなかった以下のような問題を処理することが可能です。
*悪質な移動荒らしの記録を隠すことが出来る(例:「○○」を「○○の住所は××市△△町」へ移動)
*不適切な名前のアカウントの存在をログから隠すことが出来る(例:「利用者:○○を殺す」)
**ブロックされた利用者名を秘匿削除しても、ブロックされた利用者本人には通常と同じようにブロックされたことが分かります。
**秘匿版指定削除が行われても[[特別:ブロック一覧|投稿ブロックの一覧]]からは通常通り利用者名が取得できます。
*削除の痕跡を残したくない場合(そのページが作成されたことを隠したい場合)。
 
==オーバーサイトによる秘匿不可視化==
[[Wikipedia:Oversight|オーバーサイト]]権限を持つ利用者は管理者の版指定削除に加えて、管理者よりも強力な秘匿操作上位の不可視化機能行う利用することが出来ます。秘匿できる不可視化の操作対象や機能は管理者のとほぼ同じで広く秘匿されたログや編集履歴は管理者による秘匿と同じように表示されます。不可視化かし、秘匿された内容は管理者からも秘匿されます。また、オーバーサイト権限がないと閲覧・復帰がきません。また、秘匿操作を行った場合、操作の記録の閲覧もオーバーサイト権限を持つ利用者に限定されのみが閲覧できます。
 
現在、Wikipedia日本語版にオーバーサイト権限を持つ利用者はいませんが、プロジェクトをまたがった荒らし対処などの際にスチュワードがオーバーサイト権限による秘匿操作を行う場合があります。
 
=== オーバーサイトが利用できる機能 ===
*指定された版を投稿した利用者名、本文、要約の一部または全部を不可視化する
*指定されたログの利用者名、操作内容、要約の一部または全部を不可視化する
*不可視化する内容を管理者から見えないようにするかどうか設定できる
*利用者をブロックし、一覧から見えないようにする
**ブロックされた利用者は[[特別:登録利用者一覧|利用者一覧]]に表示されません
**[[特別:ブロック一覧|ブロック一覧]]からブロック記録を探し出すことが出来なくなります
**[[m:Help:Unified login/ja|統一アカウント]]の秘匿と組み合わせることで、アカウントの存在を完全に隠すことが出来ます
**管理者がブロックされた利用者の投稿記録にアクセスすれば、ブロックされていることは確認できます
*[[Wikipedia:編集フィルター|編集フィルター]]の記録を見えないようにする
*オーバーサイト権限による秘匿記録の閲覧
 
== 関連ページ ==