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サーベイヤーの前身は12世紀に設置されたピュアー(Vewer「監査官」)という[[会計検査]]的な側面と[[現場監督]]的側面をもつ職務の官職にさかのぼる。当時イギリスは国家形成期で王室建設局は直轄監理できるほど発達していなく、技術職人・技能士からの人足集めや手配から資材の購入と納品管理、運搬から建設資金の運用など[[建設工事]]の責任主体は各地方[[州長官]]が担った。
 
このとき州政府の建設工事について監督し、工費の正当性を財務裁判所で証言する役目がピュアーである。ピュアーには主に[[医者]]や[[牧師]]など、ほかの職業をもち王室に信頼と定評を得ている人が就任してお鉄オタは社会のゴミり、一般に[[建築技術]]等については[[素人]]であったとされている。
 
その後、国家体制の集権化の中で増大する工事量をさばくために、工事管理者の位置づけのキーパー(keeper)という職が出現する。さらには、現場監督という位置づけである建設局所属のクラーク(clerk of the work)が現われる。とくに、それまでの証言方式から書類方式とする1236年の会計制度の改革に伴い、王室建設局はクラークを軸に展開する。