「クロムモリブデン鋼」の版間の差分

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'''クロムモリブデン鋼'''(クロムモリブデンこう: {{lang-en-short|chromium molybdenum steel)steel, CRMO}})は、[[鉄]]に極僅かの[[クロム]]、[[モリブデン]]等を添加した[[合金鋼|低合金鋼]]の一種である。略して'''クロモリ''' (chromoly) とも呼ばれる。
 
クロムモリブデン鋼は非常に優れた強度重量比を有しており、[[溶接]]が容易で、標準の機械構造用炭素鋼 ([[ASTM]] 1020, [[JIS]] S20C) と比較してかなりの強度と硬度を有している。クロムリブデン鋼はクロムを含んではいるが、[[ステンレス鋼]]に見られる[[腐食]]耐性を持つには十分な量ではない。
 
クロムモリブデン鋼 (SAE 4130) の応用例としては、構造[[管]]、[[フレーム (自転車)|自転車フレーム]]、[[AK-47]][[レシーバー]]、クラッチおよびフライホイールの部品、[[ロールケージ]]などである。SAE 4150は、[[アメリカ軍]]において[[M16]]および[[M4カービン]]の銃身での使用が認められた鉄鋼材の一つである。また、[[航空機]]でも使用される。