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m →‎銃: 「およそ」ではなく正確に25.4ミリ(定義値)
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[[銃]]における口径は砲と同様に銃身の内径(≒発射される弾丸の直径)を示す。単位としては[[ヨーロッパ]]で主用される[[メートル法]]と[[アメリカ合衆国|米国]]で用いられる[[ヤード・ポンド法]]の二つが用いられている。このほか重量単位が用いられることがある。銃身長は3[[インチ]]や77mmといった実測値がそのまま表記される。
 
[[拳銃]]などにおいて、n口径とは、銃口の内径が「100分のn」インチであることを意味し、独立の単位として存在する。1インチはおよそ25.4ミリ(=2.54[[センチメートル]])であるので、たとえば40口径は約10ミリである。また50口径は別名「半インチ」(12.7mm)となる。表記においては小数点(.)を数字の前に書き記すことも多い。口径の後ろに固有の名前をつけて弾種が表される。たとえば日本の警察官用拳銃、[[ニューナンブM60]](現在は[[S&W M36#S&W M37/M38/M42 エアーウェイト|S&W M37]]だが同じ)の口径は38口径で弾薬は.38スペシャル弾が用いられている。まれに、弾丸の直径ではなく薬莢の直径を表している場合がある。一般に38口径≒9mmとされているが、薬莢の直径が0.38インチ(9.65mm)であり、弾丸の直径が9mmなのである。[[マグナム (実包)|.357マグナム]]弾(0.357インチ=9mm)用の銃は、.38スペシャル弾を発射することが可能なのであるが、この場合は数値は異なっているが、実際に発射される弾丸のサイズは同じである。
 
欧州においては弾種は口径×薬莢長の表記が用いられている。単位はいずれもmmである。たとえば [[9mmパラベラム弾]]として知られる拳銃弾は9mm×19の名前でも知られている。また米国で.223レミントンとして開発された小銃弾は改良を重ねて欧州に渡り現在は[[5.56mm NATO弾]]として制式使用されている。