「密度効果」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
鴬豆 (会話 | 投稿記録)
m →‎概説: 誤字脱字の修正(生育面積辺り→生育面積当たり)
2行目:
 
== 概説 ==
ある生物の個体群において、その生育面積当たりの個体数、つまり個体群の密度は、ある範囲で、ある程度一定に保たれているものと考えられている。これは、個体数が多くなると、何等かの形で個体数の増加にブレーキをかける仕組みが存在するためと考えられる。このように、個体群の密度は個体群成長などに一定の影響を与える。これを[[密度効果]](density effect)と言う。ほとんど動物について論議される。
 
具体的な内容としては、えさが不足したり、住みかがなくなったりと言った風に必要な資源を求めての競争が激しくなること、排泄物の増加等によって生息環境が悪化することなどが挙げられる。他方、密度が高い方が有利になる例も知られる。しかし、一般的には過密による悪影響が重要と考えられ、その方向の研究が主体である。