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{{出典の明記|date=2011年7月}}
'''がけ崩れ'''(がけくずれ、[[英語]]:rockfall)とは、斜面上の土砂や岩塊が安定性を失って崩落する現象。[[土砂災害]]であり[[斜面崩壊]]の一種。一般的に、明瞭なすべり面を持つ崩壊([[地すべり]])や人工的に造成された斜面で発生するがけ崩れは対象外として扱われる。
 
== 発生原因 ==
一般に集中豪雨による土塊の不安定化や岩塊の風化に伴う緊縛力の低下に伴い発生する。
 
== 被害が生じた場合の責任 ==
発生原因は、人為的な要因ではなく自然現象による[[天災]]であることがほとんどであるため、仮にがけ崩れで斜面直下の住宅に被害が生じても、斜面の土地所有者に対して管理上の瑕疵を立証して損害を求めることはほぼ不可能である。なお、道路上での被害については、[[道路管理者]]が責任を負うこととなる。
 
== 対策 ==
国の[[公共工事]]としては、[[国土交通省]]の補助事業である急傾斜地崩壊対策事業などや[[農林水産省]]の補助事業である民有林治山事業などが行われるほか、中小規模の崩壊に対しては市町村の単独事業が対策として講じられる。具体的な工事として、[[法面]]の整形、落石防止網、落石防止柵、[[モルタル]]の吹き付け工事などが行われる。
 
=== 住民負担 ===
公共事業については、土砂災害の危険性の高い場所に居住する住民側にも負担を求めるべきという考えから、分担金の拠出が求められることもある。また、国や自治体が土木工事的な手法によらず、[[土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律|土砂災害防止法]]に基づき、住宅建設の規制や移転を住民側に求めることもある。
 
[[Category{{DEFAULTSORT:自然災害|かけくすれ]]}}
[[Category:自然|かけくすれ]]
[[Category:防災]]
 
[[an:Torrocata]]