「のこぎり波」の版間の差分
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{{出典の明記|date=2011年8月}}
'''のこぎり波'''({{lang-en
簡単に説明すれば、のこぎり波の波形は時間と共に上がっていき、急降下するということを繰り返す。もちろん、逆に徐々に下がっていって急上昇することを繰り返すのこぎり波もある。後者を「逆のこぎり波(reverse sawtooth wave、inverse sawtooth wave)」と呼ぶ。どちらの波形であってもパラメータを調整すると同じ音に聞こえる。
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{{Listen|filename=Sawtooth-aliasingdemo.ogg|title=のこぎり波のサンプル音|description=順に 440 Hz, 880 Hz, 1760 Hzで、それぞれ帯域制限のあり/なし |format=[[Ogg]]}}▼
次の時間 ''t'' についての[[床関数]]に基づいた[[区分線形関数]]は、周期が 1 ののこぎり波の例である。
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[[デジタル]]シンセサイザーの場合、この級数の ''k'' について、[[ナイキスト周波数]]([[サンプリング周波数]]の半分)未満の倍音までを考慮すればよい。この合成は[[高速フーリエ変換]]を使って計算するのが効率的である。波形をデジタル的にではなく[[帯域制限]]のない形で y = x - [[床関数|floor]](x) のように生成した場合、それには無限の倍音が含まれており、[[デジタイズ]]の際に[[エイリアシング]]歪みが発生する。
▲{{Listen|filename=Sawtooth-aliasingdemo.ogg|title=のこぎり波のサンプル音|description=順に 440 Hz, 880 Hz, 1760 Hzで、それぞれ帯域制限のあり/なし |format=[[Ogg]]}}
== 応用 ==
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* のこぎり波は、[[バーチャルアナログ音源]]や[[減算方式]]などのほとんど全てのシンセサイザーの基本となっている。
* のこぎり波は、[[ブラウン管]]などでの画像表示のための[[走査線]]を制御する信号の波形である([[ラスタースキャン]])。[[オシロスコープ]]も[[時系列]]波形を描く際の水平方向の電子線偏向制御にのこぎり波を使っている。
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