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'''ミ=ゴ'''(Mi-go)、または'''ユゴスからのもの'''は、[[クトゥルフ神話]]作品に登場する架空の生物である。
初出は[[ハワード・フィリップス・ラヴクラフト]]の『闇に囁くもの』。
{{ネタバレ}}▼
== 概要 ==▼
{{Wikisourcelang|en|The Whisperer in Darkness|闇に囁くもの}}
▲{{ネタバレ}}
ユゴス([[冥王星]])を支配している生物であり、特殊な鉱物資源を採取するために、度々、地球を訪れている。▼
ユゴスもあくまで拠点のひとつに過ぎず、本拠地は遥か彼方の外宇宙、あるいは異次元にあると思われる。
初めて地球を訪れたのは人類誕生以前のことで、このときは
しかし、実体は一般的な雪男のイメージからはかけ離れている。▼
体長は5フィート(約1.5メートル)ほどで、薄赤色の甲殻類のような姿だが、性質としては菌類に近い生物である。▼
[[ヒマラヤ山脈|ヒマラヤ]]の[[イエティ|雪男]]の正体は、この宇宙生物だともいわれている。
また、1927年11月3日の[[アメリカ合衆国]][[バーモント州]]の記録的な大洪水の際には、氾濫する河川の中に奇妙な生物の死体が浮かんでいるのが目撃されている。▼
この地方の山岳部には、それ以前から奇妙な足跡や気味の悪い声についての噂があり、ミ=ゴに関するものと思われる古い伝承も残っている。▼
しかし、時には信頼できる人間を仲間に引き入れることもあるらしい。▼
彼らに協力する人間は、見返りに様々な技術や知識の恩恵を受けることができるという。▼
現在、アメリカ合衆国は[[リトルグレイ]]と密約を交わし、人類の拉致などを容認する見返りとして様々な技術提供を受けているが、このリトルグレイはミ=ゴが対人インターフェースとして創りだしたロボットであるとされている{{要出典|date=2011年10月}}。▼
== 生物的特長 ==
体長は5フィート(約1.5メートル)ほど。
体が通常とは異なる物質によって構成されており、直接見たり触れたりすることはできるが、写真等には写らない。
また、死亡すると数時間のうちに消滅してしまう。
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仲間同士では[[テレパシー]]で意思の疎通をおこなう。
もともと様々な能力を備えているが、科学や医学も非常に発達しており、外科手術は頻繁におこなわれる。▼
== 科学技術 ==
通常はテレパシーを使用するため、発声器官はあまり発達していないが、手術により、他の種族とも会話ができるようになる。▼
また、生きたまま、脳を摘出し、特殊な円筒に入れて持ち運ぶということもおこなう。
このとき、元の体
円筒は専用の装置に接続すれば、人工的に視覚・聴覚を再現し、会話も可能である。
== 脚注・出典 ==▼
▲初めて地球を訪れたのは人類誕生以前のことで、このときは、先住種族である[[古のもの]]を北方の地から駆逐している。
▲'''ヌガー=クトゥン'''(N'gha-Kthun)はミ=ゴの指揮官。<ref name="t">エンサイクロペディア・クトゥルフより</ref>
▲現在は姿を隠し、人間とは距離を置いているが、それでも、前述の雪男をはじめ、いくつかの目撃例がある。
▲1927年11月3日の[[アメリカ合衆国]][[バーモント州]]の記録的な大洪水の際には、氾濫する河川の中に奇妙な生物の死体が浮かんでいるのが目撃されている。
▲この地方の山岳部には、それ以前から奇妙な足跡や気味の悪い声についての噂があり、ミ=ゴに関するものと思われる古い伝承も残っている。
▲人間に手出しをしないのは、単に採掘作業を優先しているからであり、必要以上に自分達に近づくものや、調べまわるものには容赦をしない。
▲しかし、時には信頼できる人間を仲間に引き入れることもあるらしい。
▲彼らに協力する人間は、見返りに様々な技術や知識の恩恵を受けることができるという。
▲現在、アメリカ合衆国は[[リトルグレイ]]と密約を交わし、人類の拉致などを容認する見返りとして様々な技術提供を受けているが、このリトルグレイはミ=ゴが対人インターフェースとして創りだしたロボットであるとされている。
▲== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
[[Category:クトゥルフ神話の生物|みこ]]▼
『ラヴクラフト全集 1』 大西尹明訳、東京創元社、1974年。「闇に囁くもの」が収録されている。
[[Category:架空の地球外生命体|みこ]]▼
{{DEFAULTSORT:みこ}}
[[en:Mi-go]]
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