「トリックテイキングゲーム」の版間の差分

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*[[オークションブリッジ]]:最も多くのトリックを取れると宣言した者が、宣言した以上のトリックを取れた場合に、取ったトリック数に応じた点数を手にする。
*[[ゴニンカン]]: 手札にジョーカーを持っていたものが、絵札を9枚以上取った場合に勝ちとなる。
*(日本式)[[ナポレオン (日本のトランプゲーム)|ナポレオン]]: 各スートの10、J、Q、K、A全20枚のうち、最も多くの枚数を取れると宣言した者が、指名した副官とともに宣言した以上の枚数を取れた場合に勝ちとなる。ただし、すべて取ってしまった場合は負けとなる。
*[[ハーツ (トランプ)|ブラックレディ]]:ビディングはなし。ハート(各1点)とスペードのQ(13点)を取らされただけ罰点を受ける。
 
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遊戯によっては他のプレイヤーとパートナーを組む。典型的なのは[[コントラクトブリッジ]]で、この遊戯は2対2のパートナー戦である(向い側の人とパートナーを組む)。この遊戯ではパートナーがゲーム中に変わることはなく、完全なチーム戦で、「15トリック勝つ」という宣言は「パートナー2人分を合計して15トリック勝つ」の意味である。ただし遊び方によっては、全てのパートナーの組み合わせでチーム戦を順に行い、それらのチーム戦の得点の合計値で個人の勝敗を決める。中には、[[うんすんカルタ]]の八人メリのように4対4の団体戦で行われるものもある。
 
遊戯によっては、各ディール毎にディクレアアラーがそのディール限りのパートナーを決めるものがある。決め方は遊戯毎に様々だが、例えばディクレアアラーが指定した札を持っている人がディクレアアラーのパートナーになるというルールがある。こうした遊戯では多くの場合、指定した札を持っている人は自分がパートナーであることを皆に明かす。しかし、5人版[[ファイブハンドレッド]]や日本式[[ナポレオン (日本のトランプゲーム)|ナポレオン]]では、自分がパートナーであることを誰にも明かさず、影でこっそりとディクレアアラーを助ける。
 
== スーパートランプ ==
ゲームによってはスーパートランプ(特殊カード、役札とも)がある場合がある。スペイン・ポルトガルのゲームには'''マタドール'''と呼ばれる特殊札があるものが多い。例えばスペードのエース('''スパディール''')は最強のマタドールで、これは切り札のAよりもさらに強い。
 
なお、スパディールは(スペードであるにもかかわらず)切り札スートに属しているとみなされる。よって、切り札スートがリードされたときにスパディールを出すことができるし、切り札スートがリードされたときにスパディール以外の切り札がなければスパディールを出さねばならない。こうしたルールは、ファイブハンドレッドの特殊カードなどでも同様だが、日本の遊戯では日本式[[ナポレオン (日本のトランプゲーム)|ナポレオン]]や[[ツーテンジャック]]のように特殊カードは元のスートに属しているとみなされる。
 
[[ナポレオン (日本のトランプゲーム)|ナポレオン]]のような日本の遊戯には、日本固有の特殊カードも多い(セイム・ツーなど)。詳細は[[ナポレオン (日本のトランプゲーム)]] を参照。
 
==関連項目==