「ウインドインハーヘア」の版間の差分

|調 = John W.Hills（[[イギリス|英]]）

'''ウインドインハーヘア'''（ (''Wind in Her Hair''）) は[[アイルランド]]で生産され、[[イギリス]]で[[調教]]された[[競走馬]]。引退した現在は[[日本]]の[[北海道]][[勇払郡]][[安平町]]の[[ノーザンファーム]]で[[繁殖牝馬]]として過ごしている。日本ではブラックタイド、[[三冠 (競馬)#中央競馬クラシック三冠|三冠]]馬[[ディープインパクト (競走馬)|ディープインパクト]]兄弟などを輩出した名牝として知られている。

競走馬としては[[1994年]]の[[オークス|エプソムオークス]]で後の[[アイリッシュダービー]]優勝馬[[バランシーン]]の2着に入り、翌[[1995年]]には[[アラジ]]との仔を受胎中でありながら[[ドイツ]]の[[競馬の競走格付け|G1]][[ラインラントポカル|アラルポカル]]に優勝した。翌年誕生した仔はグリントインハーアイと名付けられたが、この馬が競走で1勝も出来できなかったため日本のノーザンファームへ売却されるきっかけとなった（この後あと2番仔ヴェイルオブアヴァロンが活躍した後あとに買い戻しのオファーがあった<ref>[[島田明宏]] 『ありがとう、ディープインパクト―最強馬伝説完結』 廣済堂出版、2005年、p.42</ref>）。