「ビブロス (出版社)」の版間の差分

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[[1988年]]に青磁ビブロスとして創業、[[1997年]]に前記社名となった。
 
1990年代にアニメ系[[同人]]から起こった[[やおい]]系・[[ボーイズラブ]]系のブームの波に乗った出版社の1つで、主にそれらの[[漫画雑誌]]・[[漫画]][[単行本]]・[[アンソロジー]]・[[小説]]の発行を中心に活動しており、このジャンルでは大手の内に数えられる存在であった。他にも過去にはアニメ雑誌や[[成人向け漫画]]も発行しており、その分野で現在主流のB5版平綴じ雑誌の草分けでもあった。また、[[2005年]]には「[[全国統一オタク検定試験]]」を実施、話題となった。
 
しかし出版不況が言われ続ける中にあって、ビブロス自体はボーイズラブ関連事業を中心に堅調に業績を上げていたが、しかし、[[2006年]][[4月5日]]、[[東京地方裁判所|東京地裁]]に[[自己破産]]を申請して[[倒産]]。これに先立つ同年[[3月]]に同社社長の山本裕昭が[[代表取締役]]を務めるグループ会社の[[自費出版]]系出版社[[碧天舎]]の倒産による連鎖起こり、同年[[4月5日]]、[[東京地方裁判所|東京地裁]]に[[自己破産]]を申請しに追い込まれ[[おり、これに引きずられての連鎖倒産]]しであった。
 
しかし出版不況が言われ続ける中、ビブロス自体はボーイズラブ関連事業を中心に堅調に業績を上げていたが、[[2006年]][[3月]]に同社社長の山本裕昭が[[代表取締役]]を務める出版社[[碧天舎]]の倒産による連鎖が起こり、同年[[4月5日]]、[[東京地方裁判所|東京地裁]]に[[自己破産]]を申請して[[倒産]]した。
ボーイズラブ関連事業は、[[アニメイト]]等数社の出資による新会社・[[リブレ出版]]が継承した。但し、債務などは引き継がず、また過去の在庫等は[[ゾッキ本]]市場に流れたものと推測される。