「全日空横浜サッカークラブ・ボイコット事件」の版間の差分

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JFA規律委員会は、6選手の行動を「チームに対する不満から有料公式戦において試合放棄に及んだ行為は、待遇問題以前に社会人選手として許さざるべきことである」と指摘<ref>「全日空の6選手”永久追放”へ 試合放棄で協会委一致 サッカー史上で初」『読売新聞』1986年4月17日 14版 16面</ref><ref name="朝日19860417">「全日空事件 濃い「永久追放」 サッカー協会 今日採決」『朝日新聞』1986年4月17日 13版 18面</ref>。同委員会は6選手を、懲罰規定の「大会運営上の違反行為」「グラウンド内外での相応しくない行為」に抵触すると結論付け<ref name="朝日19860417"/>、[[4月17日]]に行われた理事会において、6選手に対し無期限登録停止処分を下した<ref name="朝日19860418"/>。この処分は事実上の永久追放に相当するもので<ref name="小山51"/>、6選手の選手登録だけでなく、監督やコーチとしての登録、役員としての参加も禁止する内容となった<ref name="朝日19860418"/><ref name="毎日19860418"/>。
 
一方、全日空横浜に対しては事件当日から[[6月22日]]までの、3か月間の公式戦出場停止処分を下した<ref name="朝日19860418"/>。選手の処分に比してクラブの処分が軽微となった理由については、「事件当日の試合成立に向けて努力が払われている<ref name="朝日19860418"/>」「内部責任者の処分が既に行われている<ref name="読売19860418">「サッカー不祥事 永久追放が決定 「全日空」も3か月出場禁止」『読売新聞』1986年4月18日 14版 16面</ref>」「運営体制の改善が約束されている<ref name="朝日19860418"/>」などの点が考慮された<ref name="読売19860418"/>。一方、クラブ日、全日空横浜は処分解除後の[[6月28日]]から行われる予定の[[第11回JSLカップ|JSLカップ]]の出場辞退を申し出た<ref name="朝日19860418"/>。
 
== 影響 ==