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[[兵庫県]][[神戸市]]生まれ。[[第一高等学校 (旧制)|第一高等学校]]を経て、[[1937年]](昭和12年)[[東京大学|東京帝国大学]][[言語学科]]卒業。
 
[[1940年]](昭和15年)[[小倉進平]]の[[推薦]]を受け[[京城帝国大学]][[助手 (教育)|助手]]に就任。[[1941年]](昭和16年)同大[[講師 (教育)|講師]]、[[1942年]](昭和17年)同大[[准教授|助教授]]。[[戦後]]は1958年[[東京教育大学]]言語学教室教授、後に[[大東文化大学]]教授に就いた。狭義の専門領域は朝鮮語学、中国音韻論であるが英語、フランス語、ドイツ語、ラテン語、ギリシャ語、サンスクリット語、ヘブライ語なども修めた他、ヒエログリフやシュメール語等と漢字を比較するといった文字論の分野を開拓した、全世界的な視野を持つ碩学であった。その成果は彼が編著者の一人を務めた『言語学大辞典』(三省堂、1988年~2001年にかけて順次刊行)にも遺憾なく発揮されている
 
== 著書 ==