「ジアシルグリセロール」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目:
[[ファイル:1-palmitoyl-2-oleoyl-glycerol.svg|right|thumb|300px|1-パルミトイル-2-オレイル-グリセロールの構造]]
'''ジアシルグリセロール'''または'''ダイアシルグリセロール'''(Diacylglycerol)とは、[[グリセリン]]に2つの[[脂肪酸]]が[[エステル結合]]を介して結合した[[分子]]である。略称して'''DG'''または'''DAG'''と表し、別名を'''ダイグリセライド'''(Diglyceride)、'''ジともいう。右の図は1-[[パルミチン酸|パルミトイル]]-2-[[オレイン酸|オレイル]]-グリセリド'''ロールであるが'''アシルグリセライド'''ロールにはC1位もいうC2位の脂肪酸の選び方によって多くの種類がある
右の図は1-[[パルミチン酸|パルミトイル]]-2-[[オレイン酸|オレイル]]-グリセロールであるが、ジアシルグリセロールにはC1位とC2位の脂肪酸の選び方によって多くの種類がある。
 
==食品添加物==
19 ⟶ 18行目:
 
==代謝==
[[ファイル:Glycerol-3-phosphate.png|thumb|[[α-グリセロリン酸|グリセロール-3-リン酸]]]]
ジアシルグリセロールの合成は[[ジヒドロキシアセトンリン酸]]に由来する[[グリセロール-3-リン酸]]が出発となる。グリセロール-3-リン酸はまず[[アシルCoA]]により[[アシル化]]を受けてリゾホスファチジン酸になる。その後別のアシルCoAが付加し、[[ホスファチジン酸]]となり、[[脱リン酸化]]されてジアシルグリセロールができる。