「送りがな」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m ボット: 言語間リンク 15 件をウィキデータ上の d:q1335954 に転記 |
m 漢文関連の項目との整合性を取った。linkを補遺 |
||
1行目:
{{wiktionary|おくりがな}}
'''送りがな'''(おくりがな)とは、[[日本語]]の[[仮名交じり文|漢字仮名交じり文]]において、[[漢字]]表記した[[和語]]を読みやすくするために、縦書きならば漢字の下に、横書きならば漢字の右につける[[仮名 (文字)|仮名]]のことである。ただし、語のすべてが仮名表記された語(助詞・助動詞を含む)は送り仮名とは呼ばない。
11 ⟶ 12行目:
なお、漢字仮名交じり文は、[[戦前]]は[[公文書]]などで[[漢字]][[片仮名|カタカナ]]交じり文も用いられていたが、戦後は[[漢字]][[平仮名|ひらがな]]交じり文が一般的である。▼
また、[[漢文]]の[[訓読]]において、[[漢字]]の右下に小さく付した[[片仮名|カタカナ]]も送りがなと呼んでいるが、これは上記の送りがなの[[範疇]]を越えて、訓読上必要な[[助詞]]等(訓点・助字)も読み添えるもので、厳密には「添え仮名」というべきものである。▼
▲なお、漢字仮名交じり文は、戦前は公文書などで[[漢字]][[片仮名|カタカナ]]交じり文も用いられていたが、戦後は[[漢字]][[平仮名|ひらがな]]交じり文が一般的である。
▲また、[[漢文]]の訓読において、[[漢字]]の右下に小さく付した[[片仮名|カタカナ]]も送りがなと呼んでいるが、これは上記の送りがなの範疇を越えて、訓読上必要な助詞等も読み添えるもので、厳密には「添え仮名」というべきものである。
==送りがなの原則==
|