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=== 概要 ===
[[入換 (鉄道)|入換]]作業なしでコンテナ列車を荷役できる[[着発線荷役方式]]である。施設は、コンテナホーム2面(北側13,300平方メートル、南側22,300平方メートル)、中継コンテナホーム1面24,400平方メートル、駅本屋(鉄筋コンクリート造り4階建て、延べ床面積1,600平方メートル)、倉庫(鉄筋コンクリート造り3階建て、8,000平方メートル)、着発線2線、留置線4線など。
 
年間貨物取扱量は100万トン以内(中継貨物除く)、始発・終着列車は12本以内、車両編成はコンテナ貨車26両以内とし、出入りする貨物関連自動車は1日往復1,000台以内に限定する。貨物専用道路(3.1キロ)も設置する。
 
=== 建設の経緯 ===
''※[[{{seealso|梅田駅# JR貨物]]も参照。''}}
[[1987年]]、国鉄の債務返済に充てるため、梅田駅移転および旧梅田駅跡地の売却計画がスタートした。当初は、梅田駅の貨物取扱施設を吹田操車場跡地に移転させるとともに、跡地を商業用地として売却し、債務返済に充てるというものだった。
 
ところが計画当時の[[バブル景気]]はのちに崩壊し、地価は暴落したため梅田駅移転の意義が失われた。また、吹田市や摂津市において[[貨物自動車|トラック]]の走行による公害を危惧する地元住民による移転建設反対運動が起こったことから、地元の理解が得られず、[[1997年]]6月に、[[日本国有鉄道清算事業団]]は約半分の機能を移転する計画を提示した。これを受けて[[1999年]]1月、大阪府、吹田市、摂津市、[[日本鉄道建設公団]]国鉄清算事業本部(当時)、JR貨物の5者は移転計画に関する基本協定書を締結し、[[鉄道建設・運輸施設整備支援機構]]は[[2005年]]1月、吹田・摂津両市に[[環境アセスメント|環境影響評価書]]を提出し、5者は[[2006年]]2月、吹田貨物ターミナル駅建設事業の着手合意協定書を締結し、[[2007年]][[1月30日]]に起工式が挙行された。