「生産性」の版間の差分

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産出量としての[[国内総生産|GDP]]を投入量としての就業者総数で除したもの。'''労働生産性'''の国際比較において使用される際には、各国の[[購買力平価]]でUSドル換算したGDPが用いられる。
 
[[File:OECD Productivity levels 2007.svg|thumb|500px|none|OECD諸国の労働生産性の平均比較。時間あたりのGDPで算出した'''労働生産性'''の平均比較 (青線: OECD平均)]]
 
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==生産性と景気循環==
[[景気循環]]は'''生産性'''に大きく影響している。通常、大規模な[[イノベーション|技術革新]]が起こらない場合、'''労働生産性''''''資本生産性'''は逆の動きをする。
 
景気回復時には見かけ上での'''労働生産性'''の伸びが高めに出る傾向がある。これは労働者一人あたりの効率性が改善しなくても稼働率を高めることによって生産高を増加させることができるためである。逆に、景気後退時には、'''労働生産性'''の伸びが低めに出る傾向がある。
 
労働力の調整が硬直的な[[経済]]([[終身雇用]]制など)の場合、資本がより循環するため、景気回復時には'''労働生産性'''が上昇し、景気下降時には'''労働生産性'''が低下する。
 
労働力の調整が柔軟な経済([[解雇]]が比較的容易など)の場合、労働力がより循環するため、景気回復時には'''資本生産性'''が上昇し、景気下降時には'''資本生産性'''が低下する。
 
==生産性の成長要因==