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===1970年代===
* [[1978年]][[9月30日]] フィンランド航空405便([[シュド・カラベル|シュド・カラベル 10B]]:OH-LSB:乗務員3名・乗客45名)がフィンランドの[[オウル空港]]からヘルシンキへ向かう途中で[[ハイジャック]]される事件が発生した({{仮リンク|Finnair Flight 405|en|Finnair Flight 405}}を参照)。犯人は[[破産|自己破産]]した元・住宅建築業者で、無職の37歳の男で、だった。オウル空港から乗客として405便に乗り込んだが、当時のオウル空港は[[セキュリティー]]チェックを厳しく行っていなかった為、[[凶器]]の[[弾丸]]が入った32ACP[[口径]](7.65mm)の[[ワルサーPP]][[拳銃]]を持ち込まれてしまった。犯人は[[コックピット]]に入り、拳銃を[[機長]]に突きつけて[[身代金]]と目的地変更を要求した。フィンランド航空は犯人の要求通り、168000[[アメリカ合衆国ドル|USドル]]を用意し、ハイジャック機は、[[オランダ]]の[[アムステルダム]]へ向かう事となった。
 
*ハイジャックされた国内線の旅客機では、航空燃料の搭載量が足りず、そのまま犯人の要求通りにアムステルダムまで飛ぶ事が出来なかった為、途中で[[ヘルシンキ・ヴァンター国際空港]]で[[給油]]を行なった。そこで犯人はさらに、フィンランドの[[新聞]]社にも38000USドルを要求し、約18000USドルがヘルシンキで犯人に支払われた結果、全ての乗客が[[人質]]解放された。その後、ヘルシンキを飛び立ったハイジャック機は、アムステルダム・[[スキポール空港]]に着陸した。現地で航空燃料を搭載したハイジャック機は、またフィンランドへ向かう事を要求され、ヘルシンキ到着後、犯人は新聞社からの身代金の残りを受け取り、その後、ハイジャック機はオウル空港へ向かう事を要求された。