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== 特別出演 ==
日本においての特別出演とは、<!-- テレビ番組の場合はその回の主役に相当する役柄として、(この目的で使われるケースは稀では?下にゲスト出演の段落でも触れる)--><!-- また映画では -->物語の一部分でしか登場しない役柄に起用された有名俳優の客演のこと。有名俳優が多用される理由に、シーンの重要性や物語の転機を示唆するのに観客にアピールする効果が高いためである。出演料は、通常の出演時と同じである場合が多い。
 
ただし、クレジットで「特別出演」とつくことで、クレジット上のインパクトが増すことから、最近現在のテレビドラマでは毎週出演するにも拘らず、クレジットの順序の都合上で「特別出演」がつけられる場合もある。クレジットの最後の演者(トメと呼ばれる)がさらに「特別出演」をつける場合もある。この場合の「特別出演」のクレジットはカメオ出演とは意味合いが異なって、いわゆる大物俳優であることを示す。また、スポンサーの意向など、特殊な理由があって出演した場合にも「特別出演」がつく場合がある。
 
また連続テレビドラマ等に1回だけ出演する場合、ゲスト出演と呼ばれることがある。この場合クレジットは毎週出演している俳優とは別に載せたり、ドラマなどの場合、エンドロールの特定の位置(主演者の後やトメの一つ前など)にクレジットすることでゲスト出演であることを明確にする。このとき時、「特別出演」はつかない場合がほとんどである。
 
特別出演について、[[淡島千景]]は以下のように述べている。
{{Quotation|自分の[[劇団]]を持っている人―[[文学座]]の[[杉村春子]]先生とか、[[劇団民藝|民藝]]の[[滝沢修]]先生とか[[宇野重吉]]先生とか―が特別に出るんで『特別出演』っていったんだけど、それがだんだん乱れてきて、どうしても出したい人が、名前のことでうるさいとなると、「『特別』にしますから」っていうことが増えた。『友情出演』は『特別』まではいかないけど、本人とちっとも仲良くないのに『友情出演』するのは大笑いですよ。気休めなんですよ。同じような年代で『特別出演』だとおかしいでしょ、だから『友情』にするんです。この世界は「あいつより俺が上だ」とか、そう思う人ばかりなんですよ。<ref>[[淡島千景]]「淡島千景 女優というプリズム」[[青弓社]]、2009年、284頁</ref>}}
 
なお、「特別出演」は脇役であることが多いが、一風変わったケースとして[[特撮]]ドラマの『[[快傑ズバット]]』において、原作者である[[漫画家]]の[[石ノ森章太郎|石森章太郎]]が、その回のある意味中心人物の1人である[[プロ野球選手]]の役で丸々1話に渡って特別出演したという事例がある。
 
同じ系列として「特別ゲスト出演」というものがあり、連続したシリーズ作品において1・2部で主演していた役者が諸事情で降板することになり、新シリーズの1・2などの序盤にのみ同じ役で出演することを指す(その後殉職・病死・海外転勤・行方不明などの理由をつけて出演しなくなるというパターンが定番)
 
== 友情出演 ==