「アイム・ダウン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
63行目:
発表前まで、コンサートのラスト・ナンバーは「[[ロング・トール・サリー]]」だった。それに代わるオリジナル曲として、[[1965年]]の特に[[シェイ・スタジアム]]公演以降に、演奏されている。[[1966年]]の[[日本武道館]]でもこの曲である。但し、この曲を演奏し始めた頃は、ライヴの前半で歌われていたこともあった<ref>1965年[[8月1日]]の[[ブラックプール]]公演では、オープニング曲である[[アイ・フィール・ファイン]]の次に歌っている映像が存在している。また、[[8月14日|同月14日]]に収録された『[[エド・サリヴァン・ショー]]』でも2番目に歌われている。ただし、ビートルズ最後のツアーとなった1966年のアメリカン・ツアーでのラストは「ロング・トール・サリー」。</ref>。
 
なお、『エド・サリヴァン・ショー』では、2番の歌詞から歌い始めたこともあり、またビートルズ最後のワールド・ツアーの[[ミュンヘン]]公演の際には、ポールが冒頭の歌詞 "You tell lies thinkin' I can't see / You can't cry cause you laughing at me I'm down" を忘れてしまったため、[[ジョン・レノン|ジョン]]が慌ててその部分の歌詞を教え、演奏はスタートしたものの、この時もポールは2番の歌詞から歌い始めてしまったために混乱し、収拾がつかなくなったこともあった<ref>出典:『ジョージ・ハリスン全仕事』[[ザ・ビートルズ・クラブ]]編集、2002年、プロデュースセンター出版局。</ref>。ジョンがライヴで歌詞を忘れるのは、デビュー以前からよくあることだったが、ポールがそういったミスをすることは殆ど無かった。また、1966年の全ツアーにおいて「アイム・ダウン」用として[[オルガン]]ステージにセッティングされていたが、ジョンはオルガンを使用せず、[[ギター]]を演奏。当時、ビートルズのライヴへの取り組みが真剣でなかったことが窺える。尚、シングル曲のB面も、常にトップ100圏内に入ってきていたが、この曲は、ビルボード誌では最高位101位だった。また、キャッシュボックス誌も、チャート入りしていない。
 
[[エアロスミス]]が『[[パーマネント・ヴァケイション]]』で、[[THE BAWDIES]]も『[[YESTERDAY AND TODAY]]』でカヴァーした。