「ダクタイル鋳鉄」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Jack serow (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
10行目:
低コストなダクタイル鋳鉄の登場で、強靭性が求められる製品の多くが、黒心可鍛鋳鉄から置換された。
 
ダクタイル鋳鉄は鋳放しのままでも鋼に近い強靭性がある反面、ねずみ鋳鉄(普通鋳鉄)の長所である、振動を吸収する能力(減衰能)が著しく低下する。そのため、現代の銑鉄鋳物では、ねずみ鋳鉄(普通鋳鉄)とダクタイル鋳鉄が主流である。ダクタイル鋳鉄は、引張り強さ・伸びなどが優れ、ねずみ鋳鉄(普通鋳鉄)よりも数倍の強度を持ち、粘り強さ([[靭性]])が優れていることから、強度の必要な[[自動車]]部品、[[水道管]]([[ダクタイル鋳鉄管]])<ref>[http://www.jdpa.gr.jp/ 高機能ダクタイル鉄管を推奨します](日本ダクタイル鉄管協会(JDPA)ホームページ)</ref>などに数多く採用されている。
 
==出典==