「陽のあたる場所 (映画)」の版間の差分

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Macinchan (会話 | 投稿記録)
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[[1931年]]に[[ジョセフ・フォン・スタンバーグ]]監督によって映画化された[[セオドア・ドライサー]]の小説『アメリカの悲劇』の再映画化であり、[[ジョージ・スティーヴンス]]が監督、[[モンゴメリー・クリフト]]と[[エリザベス・テイラー]]、[[シェリー・ウィンタース]]が主演した。
 
ジョージ・イーストマンは母子2人きりの貧しい家に育ち、ホテルでボーイをしていたが、水着製造工場を経営している伯父のチャールズ・イーストマンに会い、彼の工場に職を得る。伯父の家で社交界の花アンジェラ・ヴィカースに会い、心を惹かれたが、身分違いの遠い存在に思う。同じ職場にいたアリス・トリップは身よりのない娘で、映画館でふと隣合わせになり、会社で社員の交際が禁じられていたにもかかわらず、2人の仲は急に深まる。伯父の家のパーティに招かれ昇進の機会を与えられて、アンジェラと再会。「会った時から好きだった、もしかしたら会う前から好きだった」(I love you. I've loved you since the first moment I saw you. I guess maybe I've even loved you before I saw you.)という。彼女はジョージの純真さに惹かれる。その日はジョージの誕生日で、アリスはささやかな祝宴の準備をして待っていた。ジョージは妊娠した彼女に堕胎をすすめるが、医者は引き受けてくれなかった。アンジェラとジョージは夏を別荘に過ごす仲になっていき、アンジェラの両親も2人の仲を許していた。アリスからの電話があり、ジョージは母の急病と偽って別荘を出る。アリスは結婚を迫り、承諾しなければ自分との間を公にすると脅した。翌日、出世の妨げになるアリスを溺死させようと、彼女を湖に誘う。ところが、アリスのひたむきな愛情を知り、彼女を溺死させる気持ちを失う。アリスは逆に恐怖にかられ、ボートの上に立ち上がったため、ボートが転覆、アリスは溺死する。ジョージは裁判にかけられ、殺意のあったことを認めたが、犯行は否定する…。
 
== キャスト ==