「江吉良駅」の版間の差分

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しかし[[運輸省]]の指導を受け、営業再開の見込みがない休止駅は廃止することになり、[[1969年]](昭和44年)[[4月5日]]にこの江吉良駅を除く9駅は[[廃駅]]となった。江吉良駅が存続したのは、[[東海道新幹線]]の[[岐阜羽島駅]]へ連絡する羽島新線(現:羽島線)の敷設計画があり、その分岐点とする予定であったためである。なおこの時、竹鼻線以外でも同様に休止駅を廃止する措置が図られたが、[[名鉄瀬戸線|瀬戸線]]の[[東大手駅]]も同じように新線建設の関係で休止駅として存続している([[栄町駅 (愛知県)|栄町]]延伸工事に伴うもので、1978年に営業を再開)。
 
そして羽島線が開通した1982年、江吉良駅は竹鼻線から羽島線が分岐する駅として38年ぶりに営業を再開した(再開前の仮称は羽島信号所)。しかしながら隣接する羽島市役所前駅との距離が700mしかなかったこともあり、営業再開後も利用客は少ないと見込まれ、竹鼻線・羽島線ともにこの時新設された急行のみならず、普通の半数も当駅を通過する措置が図られた。なお、この当時は駅の南側に出入口があった。
 
2001年、竹鼻線の江吉良-大須間廃止に伴って江吉良駅は分岐駅としての機能を失い、書類上は2路線の境駅となるものの、機能的には再び中間駅となった。一方でこのとき当駅に対する普通の特別通過は取りやめられ、同時に竹鼻線・羽島線における急行運転も廃止されたため、江吉良駅を通る全営業列車が当駅に停車するようになった。