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江吉良駅

日本の岐阜県羽島市にある名古屋鉄道の駅

江吉良駅(えぎらえき)は、岐阜県羽島市江吉良町江東にある、名古屋鉄道である。駅番号はTH08

江吉良駅
江吉良駅駅舎
江吉良駅駅舎
えぎら
EGIRA
所在地 岐阜県羽島市江吉良町江東839
駅番号 TH  08 
所属事業者 名古屋鉄道
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
1,400人/日
-2017年-
開業年月日 1929年(昭和4年)4月1日 *
1982年(昭和57年)12月11日 **
乗入路線 2 路線
所属路線 竹鼻線
キロ程 10.3km(笠松起点)
TH07 羽島市役所前 (0.7km)
所属路線 羽島線
キロ程 0.0km(江吉良起点)
(1.3km) 新羽島 TH09
備考 * 1944年に休止。
** 移転開業日。
1944年休止当時の隣駅

竹鼻 (0.7km)
(0.6km) 牧野
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歴史編集

江吉良駅は竹鼻線の前身である竹鼻鉄道が竹鼻駅から大須駅までの路線を開業させた際、一中間駅として開設された。

その後、太平洋戦争中に合理化を目的として駅の整理を行うことになり、竹鼻線においても当駅を含む11駅が休止とされた(詳細は名古屋鉄道#閑散駅の廃統合を参照)。この時休止になった11駅のうち長間駅(2001年廃止)のみは3年ほど後に営業を再開したものの、残りの10駅は戦後も営業を再開することなく、戦後20年余り休止駅として存置されていた。

しかし運輸省の指導を受け、営業再開の見込みがない休止駅は廃止することになり、1969年(昭和44年)4月5日に当駅以外の9駅は廃止手続きが取られた。当駅が廃止されなかったのは、東海道新幹線岐阜羽島駅へ連絡する羽島新線(現在の羽島線)の敷設計画があり、その分岐点とする予定であったためである。竹鼻線以外でも同様に休止駅が一斉に廃止されたが、当駅のように休止措置が継続されたのは蒲郡線宮崎口駅瀬戸線東大手駅のみであった(前者は結局1970年に廃止されたが、後者は栄町延伸工事竣工を経て1978年に営業を再開)。

羽島線が開通した1982年12月11日に当駅は竹鼻線から羽島線が分岐する駅として38年ぶりに営業を再開した(再開前の仮称は羽島信号所)。隣接する羽島市役所前駅との距離が700mしかなかったこともあり、営業再開後も利用客は少ないと見込まれ、竹鼻線・羽島線ともにこの時新設された急行のほか、普通の半数も当駅を通過することになった。なお、この当時は駅の南側に出入口があった。

2001年10月1日に竹鼻線の当駅 - 大須駅間廃止に伴って当駅は分岐駅としての機能を失い、書類上は2路線の境駅となるものの、機能的には再び中間駅となった。当駅に対する普通の特別通過は取りやめられ、同時に竹鼻線・羽島線における急行運転も廃止されたため、全営業列車が当駅に停車するようになった。2005年1月29日の改正では、日中時間帯の列車が新羽島駅発着に統一され、1時間あたりの停車本数が2本から4本に増発されて現在に至る。

  • 1929年昭和4年)4月1日 - 竹鼻鉄道の栄町駅(現:竹鼻駅)-大須駅間開業に伴い開設。
  • 1943年(昭和18年)3月1日 - 竹鼻鉄道が名古屋鉄道に合併、同社の駅となる。
  • 1944年(昭和19年) - 戦中の合理化により休止。
  • 1982年(昭和57年)12月11日 - 羽島線開業にともない復活。分岐駅となる。なお、復活時より無人駅[1]
  • 2001年平成13年)10月1日 - 当駅 - 大須間廃止。途中駅となる。
  • 2005年(平成17年) - 羽島市役所前 - 当駅間の高架化工事により、駅設備が一新。駅舎が設置される。
  • 2007年(平成19年)12月14日 - トランパス導入[2]
  • 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
  • 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。

駅構造編集

単式1面1線ホームを持つ地上駅。駅南方には、かつて大須駅まで延びていた廃線跡がある。現在の駅舎は駅集中管理システム名鉄岐阜駅管理)に対応した簡易駅舎である。2007年(平成19年)11月27日12時00分から駅集中管理システムが導入されている。

2001年9月30日までは、大須方面と分岐しており、普通列車の約半数が当駅を通過していたが、翌10月1日の改正で大須方面は廃止され、すべての列車が停車するようになった。

なお、羽島線が高架で建設され、その後に大須駅までの区間が廃止となり、当駅~羽島市役所前が高架となったので、一旦地上に降りてから再度上昇する珍しい形となった。

のりば
路線 行先
TH 羽島線 新羽島ゆき[3]
TH 竹鼻線 笠松名鉄岐阜方面[3]

配線図編集

江吉良駅 構内配線略図

新羽島駅
 
笠松・
岐阜方面
凡例
出典:[4]


利用状況編集

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は1,299人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中207位、竹鼻線・羽島線(10駅)中6位であった[5]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は238人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中311位、竹鼻線・羽島線(16駅)中16位であった[6]
  • 『羽島市データファイル』によると、近年の一日平均乗車、降車人員は下表のとおり。
年度別一日平均乗車・降車人員
年度 乗車人員 降車人員 乗降人員
2009年(平成21年) 537 525 1,062
2010年(平成22年) 576 563 1,139
2011年(平成23年) 608 605 1,213
2012年(平成24年) 616 614 1,230
2013年(平成25年) 651 648 1,299
2014年(平成26年) 647 645 1,292
2015年(平成27年) 658 657 1,315
2016年(平成28年) 675 675 1,350
2017年(平成29年) 700 700 1,400

かつては竹鼻線・羽島線で最も利用者の少ない駅であったが、2000年頃から増加傾向にある。

駅周辺編集

  • 江吉良コミュニティセンター
  • 羽島市立中央小学校
  • 羽島市医師会准看護学校

隣の駅編集

名古屋鉄道
TH 竹鼻線
羽島市役所前駅(TH07) - 江吉良駅(TH08)
TH 羽島線
江吉良駅(TH08) - 新羽島駅(TH09)

廃止路線編集

名古屋鉄道
竹鼻線
江吉良駅 - 牧野駅

脚注編集

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  1. ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、257頁。ISBN 978-4777013364
  2. ^ “トランパス15駅に導入/名鉄、14日から”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2007年12月7日) 
  3. ^ a b 駅時刻表:名古屋鉄道・名鉄バス、2019年3月24日閲覧
  4. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  5. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
  6. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。

関連項目編集

外部サイト編集