「日本コロムビア発売のゲームタイトル一覧」の版間の差分

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=== 沿革 ===
日本コロムビアは[[1980年代]]から[[2000年代]]にかけて[[ポニーキャニオン]]・東芝EMI(現[[EMIミュージック・ジャパン]]、ゲーム部門は独立して[[ハムスター (ゲーム会社)|ハムスター]]に承継)・[[ビクターエンタテインメント]](ゲーム部門は事業統合・売却を経て現在は[[マーベラスAQL]]コンシューマ事業部)・[[キングレコード]]・CBSソニー(現[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]])・パイオニアLDC(現[[ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン]])などの同業他社がゲーム開発・発売に参入していた中でも、日本コロムビアは自社では家庭用ゲーム業界に参入せず、[[サウンドトラック]]発売などでゲーム業界と関わりを持つのみであった<ref>。なお、パソコンゲームも含めれば、[[1984年]]から[[1985年]]にかけて[[MSX]]用ゲームソフトを20タイトル以上発売しており、[[1996年]]には1タイトルのみながら、[[日立製作所]]と共同で「AFOON」レーベルを設立し[[Microsoft Windows 95|Windows 95]]用ゲームソフト「[[ザ・レジェンド・オブ・エデン2]]」を日立製作所より発売しているが、同レーベルのゲームはこの1タイトルのみに留まっている。<ref>[http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/9603/0319.html 日立製作所のプレスリリース]</ref>。一方、電気機器メーカー・[[TDK]]のグループ企業で[[1979年]]に教材部門を分社して設立された[[ポストプロダクション]]・'''TDKコア'''は[[パーソナルコンピュータ]]向けの教育ソフトで有力メーカーとして知られていたが、[[2001年]]に家庭用ゲーム事業へ参入した
 
一方、電気機器メーカー・[[TDK]]のグループ企業で[[1979年]]に教材部門を分社して設立された[[ポストプロダクション]]・'''TDKコア'''は[[パーソナルコンピュータ]]向けの教育ソフトで有力メーカーとなった後、[[2001年]]に家庭用ゲーム事業へ参入した。
2001年に業績不振から[[日立グループ]]を離れ、[[リップルウッド・ホールディングス]]傘下で経営再建を図っていたコロムビアは2002年に'''コロムビアミュージックエンタテインメント'''(CME)へ社名を変更し、AV機器部門を[[デノン]](現[[ディーアンドエムホールディングス]])として分社・売却する一方で音楽以外のソフト事業拡大を図り、事業集約を目的にTDKコアの売却を検討していたTDKとの利害一致を見てTDKコアを買収し[[2007年]]に'''クリエイティヴ・コア'''(CC)へ社名を変更した。その後、TDKコア時代からの流れでCMEとは別に事業を継続していたCCの音楽・映像部門をCME本体に集約する為の事業再編を[[2010年]]1月に実施する。この際にCMEとしては創業以来、一貫して未参入であったゲーム事業も合わせて譲渡され、CME本体にA&R本部ゲーム制作部が新設されることとなった<ref>[http://columbia.jp/company/corporate/news_release/2009/pdf/091228-2.pdf 機構改革および人事異動について ]</ref>。同月、[[携帯電話]]向けコンテンツ配信を主力事業とする[[フェイス (企業)|フェイス]]がリップルウッドからCMEを買収することを発表し、2010年[[10月1日]]には旧社名の'''日本コロムビア'''へ再び社名を変更して現在に至っている。
 
コロムビアは2001年に業績不振から[[日立グループ]]を離れ、[[リップルウッド・ホールディングス]]傘下で経営再建を図っていた。2002年に'''コロムビアミュージックエンタテインメント'''(CME)へ社名を変更し、AV機器部門を[[デノン]](現[[ディーアンドエムホールディングス]])として分社・売却する一方で音楽以外のソフト事業拡大を図った。その際、事業集約を目的にTDKコアの売却を検討していたTDKとの利害一致を見てTDKコアを買収し[[2007年]]に'''クリエイティヴ・コア'''(CC)へ社名を変更した。
 
2001年に業績不振から[[日立グループ]]を離れ、[[リップルウッド・ホールディングス]]傘下で経営再建を図っていたコロムビアは2002年に'''コロムビアミュージックエンタテインメント'''(CME)へ社名を変更し、AV機器部門を[[デノン]](現[[ディーアンドエムホールディングス]])として分社・売却する一方で音楽以外のソフト事業拡大を図り、事業集約を目的にTDKコアの売却を検討していたTDKとの利害一致を見てTDKコアを買収し[[2007年]]に'''クリエイティヴ・コア'''(CC)へ社名を変更した。その後、TDKコア時代からの流れでCMEとは別に事業を継続していたCCの音楽・映像部門をCME本体に集約するための事業再編を[[2010年]]1月に実施する。この際にCMEとしては創業以来、一貫して未参入であったゲーム事業も合わせて譲渡され、CME本体にA&R本部ゲーム制作部が新設されることとなった<ref>[http://columbia.jp/company/corporate/news_release/2009/pdf/091228-2.pdf 機構改革および人事異動について ]</ref>。同月、[[携帯電話]]向けコンテンツ配信を主力事業とする[[フェイス (企業)|フェイス]]がリップルウッドからCMEを買収することを発表し、2010年[[10月1日]]には旧社名の'''日本コロムビア'''へ再び社名を変更して現在に至っている。
 
=== 発売タイトルの傾向 ===
TDKコア時代より一貫して、小学校低学年の女児を対象とする[[キャラクターゲーム]]や職業体験を題材としたゲームを主たるラインナップとしている。特に[[講談社]]『[[なかよし]]』と[[小学館]]『[[ちゃお]]』で連載される[[少女漫画]]との[[タイアップ]]作品に強みを持っているが、この2誌の競合誌である[[集英社]]『[[りぼん]]』とのタイアップ実績は無い<ref>。なお、『りぼん』の姉妹誌である『[[マーガレット (雑誌)|マーガレット]]』に連載されていた「[[花より男子]]」のゲーム化作品を2001年に発売している為おり、集英社とのタイアップ実績が全く存在しない訳でない。</ref>ある
 
ゲーム参入当初より主力となっている職業体験型のゲームでは[[看護師]]・[[獣医師]]・[[幼稚園教員]]・[[花屋]]・[[漫画家]]など女児に人気の高い職業をピックアップしたタイトルを多数発売しており、中には[[日本マクドナルド]]や[[ミスタードーナツ]]([[ダスキン]])などの[[ファーストフード]]チェーンとタイアップした作品も存在する。これらのゲームに関しては、CC時代の[[2009年]]よりシリーズタイトルを「[[あこがれガールズコレクション]]」として[[ブランド]]統一が図られている。
 
発売機種は主力の顧客層が小学校低学年の女児であることから一貫して女児の普及率が高い[[任天堂]]製の[[携帯ゲーム機]]のみに特化しており、[[PlayStation Portable|PSP]]には参入していないまた、[[PlayStation (ゲーム機)|プレイステーション]]・[[Xbox]]系統はもとより任天堂製ハードであっても[[ニンテンドーゲームキューブ|ゲームキューブ]]・[[Wii]]など据え置き型ゲーム機での発売実績は皆無である。また、任天堂以外のハードには参入していない
 
== タイトル一覧 ==
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* 7月20日 - [[みんなのDSゼミナール|みんなのDSゼミナール カンペキ漢字力]](DS)
* 11月9日 - [[ちゃおまんがスクール]](DS)
* 12月7日 - [[DSパズラー ナンプレファン&お絵かきロジック]](DS)<ref> - 2007年12月20日に[[ニンテンドーWi-Fiコネクション]]対応版も発売。</ref>
 
; [[2007年]]