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== 文化的景観 ==
古代より奇勝・名勝として知られ、一例として[[平安時代]]の[[百人一首]]の[[小式部内侍]]の歌「''大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天橋立''」が見られる。今日広く知られている天橋立を[[松島]]、[[厳島|宮島]]と並び称した『日本三景』という語句の文献的初見は、[[1689年]](元禄2年)に刊行された[[貝原益軒]]の著書『己巳紀行』において、天橋立について記された箇所とされている。第二次世界大戦後は[[1952年]]([[昭和]]27年)11月22日に国の[[特別名勝]]に指定、3年後の[[1955年]]6月1日に[[若狭湾国定公園]]の指定区域となった。現在は[[2007年]]8月3日に新設された[[丹後天橋立大江山国定公園]]の指定区域となっている。
 
[[File:天橋立930320img056.jpg|thumb|930320[[天橋立ビューランド]]・[[リフト]]南側を望む]]
 
京都府、宮津市などは「天橋立-日本の文化景観の原点」という名で、[[文化庁]]に対し[[世界遺産]]暫定一覧表記載資産候補としての提案を行ったものの暫定リストに選ばれなかった。しかし、カテゴリーIa「提案書の基本的主題を基に、作業を進めるべきもの。」 という前向きな評価を受けた。