「ウィリアムズ・FW09」の版間の差分

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[[1984年]]は開幕戦[[ブラジルグランプリ]]でロズベルグが2位表彰台を獲得するなど非常に幸先のよいスタートを切るが、ターボエンジン特有のターボラグに両ドライバーは苦しめられ、機械的なトラブルにも多く見舞われた。しかし猛暑の[[ダラス]]で開催された[[1984年アメリカグランプリ|アメリカグランプリ]]で、多くのチームやドライバーがその暑さに苦しんでトラブルやスピン・クラッシュを繰り返す中で予選8位のロズベルグが優勝、異常なまでの暑さによるトリッキーなコンディションと特注の冷却システム付ヘルメットにも助けられる形でシーズン唯一の勝利を挙げた。これはホンダにとっても第二期活動での初優勝であり、[[1967年イタリアグランプリ]]以来17年ぶりの優勝となった。
 
同年の[[イギリスグランプリ]]からは改良型となるFW09Bを投入したが、その後の7戦での完走はオランダグランプリでロズベルグが8位、ポルトガルグランプリでラフィットが14位と両者一回ずつのみで他はすべてリタイアに終わり、結果的に改良車ではポイント獲得すらできなかった。なおこのFW09は、まだF1のテストドライバー時代だった[[アイルトン・セナ]]がウィリアムズのF1マシンを初めて運転したマシンでもある
 
== スペック ==