「プロテスタント」の版間の差分

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また、[[ダニエル・ベル]]は『[[資本主義]]の[[文化]]矛盾』で、このような[[合理主義]]の精神が、芸術におけるモダニズムの運動と共に、[[近代社会]]のあり方を[[定義|規定]]した主要因であったとする。また、[[1960年]]代以降、[[消費]]社会と結びついたモダニズムの[[シンパ|影響]]力が拡大し、プロテスタンティズムに由来する近代の[[合理主義]]を脅かしているとも診断する。
 
プロテスタントと近代の関わりについてはもうひとつ、異なる側面を扱った説があり、やはり広く知られている。教会に赴いて他の教徒と一緒に説教を聞いたり、[[賛美歌]]を歌うことによって信仰を実践していたカトリックに対して、プロテスタントは当初、個々人が聖書を読むことを重視した。{{要出典範囲|集団で行う儀式に比べて読書は個人中心の行動であるため、一部の論者はこれを近代社会に特有な[[個人主義]]と結び付けて考える|date=2010年9月}}<ref>ルイ・デュモン・1993</ref>
 
== 参考文献 ==
*『個人主義論考 近代イデオロギーについての人類学的展望』 ルイ・デュモン著 渡辺公三・浅野房一訳 ISBN 4-905913-46-2 1993年
 
== 脚注 ==