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== 公用語と分布 ==
[[ファイル:Languages Benelux.PNG|thumb|250px|ベネルクスの言語地図。下の図ほど、細かな区分を表わしている。一番上の図では、群青色が[[フリジア語]]、黄緑色が[[低ザクセン語]]、黄色が[[低地フランク語]]、桃色が[[オイル語]]、茶色が[[中部ドイツ語]]を表わしている。]]
[[オランダ語]]と[[フランス語]]が、ベネルクスとその機構における[[公用語]]とされている。
ベネルクスには約2,720万人の住民が住んでいる。そのうち、オランダ語およびフランス語の話者人口の内訳は以下のとおり。
* 約2,250万人(83%)が、オランダ語話者。その内、1,650万人がオランダ
* 約390万人(14%)が、フランス語話者。その内、340万人がベルギーの[[ワロン地域]]
* ベルギーの[[ブリュッセル首都圏地域]]の住民約100万人(3%)
なお、以上で示したのは公用語とその使用人口であり、母語としてはオランダ語やフランス語以外にも数多くの[[地域言語]]が話されている。
▲* 約390万人(14%)が、フランス語話者。その内、340万人がベルギーの[[ワロン地域]]の住民、50万人がルクセンブルク人(公用語として[[ドイツ語]]と[[ルクセンブルク語]]も話す)である。
▲* ベルギーの[[ブリュッセル首都圏地域]]の住民約100万人(3%)が、オランダ語とフランス語の二言語話者とされている。ベルギーの[[ブリュッセル首都圏地域]]はこれらを同時に公用語使用するように指定しているため。しかし、教育レベルの高いベルギー[[フランデレン地域]]の住民のほとんどは、母語であるオランダ語(フラマン語)以外に、フランス語を習得している。
== 起源 ==
3か国は歴史的に常に密接な関わりを持っていた。
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3か国の緊密な関係は、[[1948年]]に[[ベネルクス関税同盟]]が調印されたことにより始まる。[[1960年]]には関税に加え、労働力と資本を自由化した[[ベネルクス経済連合]]が発足し、[[欧州共同体]]の起源となった。
== 脚注 ==
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== 参考文献 ==
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