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Yoichi123 (会話 | 投稿記録)
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「[[イデア]]」は、何かあるものに関するひとまとまりの意識内容を指し、[[ルネ・デカルト|デカルト]]によって近世哲学的な意味で再導入された。論者によって厳密にいえば定義は異なる。プラトンのイデアは、客体的で形相的な原型のことであるが、デカルトによって、認識が意識する主観の内的な問題として捉えなおされたため、イデアは、主観の意識内容となり、以降、この意味での用法のものを観念と訳している。
 
日本では訳語に'''観念'''が当てられる。日本語の'''観念'''は、元来は仏教用語であり、「[[イデア]]」外の意味を持つ(後述)。
 
{{要出典範囲|date=2012年10月|この客観的な外在としてのイデアから、主観的な内在としての観念への移行は、ちょうど、「Object」がそれまでの意識対象・意識内容として主観の内的な何かを意味していたものから、外的な主観の対立物である客観・対象へと移行し、「Subject」が外的な基体・実体(ヒュポケイメノン)から、主観的で内的な主体へと移行した変化に対応している}}。