「ジェーン・エア (1943年の映画)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎外部リンク: →サブカテゴリ
Bompkin (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
29行目:
 
== ストーリー ==
成人したジェーン自身の語りで物語は進行する。孤児のジェーンは親戚のリード夫人の屋敷で育ったが、はっきりとものを言う性格が災いして、夫人に毛嫌いされ虐げられた。10才になったジェーンは慈善学校であるローウッド学園に送られることになり、世話をしてくれた乳母のベッシーに別れを告げた。
{{節stub}}
 
ジェーンは学園でも反抗的だと問題児扱いされたが、優しいヘレンという友人ができた。親切な村の医師リバーズは、ヘレンの咳を心配したが、冷酷なブロックルハースト校長は生徒の健康を気にかけず、ヘレンは結核で亡くなってしまった。
 
10年後にジェーンは学園を出て家庭教師として生きる道を選んだ。ソーンフィールドと呼ばれる館に雇われたジェーンは、アデールという少女を任された。アデールは当主のロチェスターがフランスの踊り子から、彼の落とし子だと押し付けられた娘だった。
 
ロチェスターは高慢な皮肉屋だが、それは彼の純真な魂が傷ついたせいだと語るジェーン。ある夜、ジェーンは不気味な笑い声で目を覚まし、ロチェスターの寝室の火事を消し止めた。放火の疑いがあったが、命拾いしたロチェスターはジェーンに口止めし、誰にも事実を伝えなかった。
 
ロチェスターは媚びない性格のジェーンに好意を持ったが、美しいブランシュ嬢との交際を続け、母親や友人たちと共にソーンフィールド邸に招待した。宴会が開かれた日の深夜、ロチェスターはジェーンに血まみれの男の介抱を頼んだ。怪我人はジャマイカから来たメイソンという客だったが、ロチェスターは今回も真相を語らず、事件を内密に処理してしまった。
 
ロチェスターがブランシュ嬢と結婚すると思ったジェーンは、ソーンフィールド邸を出る決心をした。それを知ったロチェスターはブランシュ嬢や客たちを追い返し、ジェーンに求婚した。しかし、結婚式に現れたメイソンが異議を唱え、式は中止された。ロチェスターは過去に若気の至りでメイソンの妹ゾーイと結婚していたのだ。精神に異常をきたしたゾーイが今もソーンフィールド邸に幽閉されていることを知ったジェーンは、愛するロチェスターに別れを告げ、館を後にした。
 
行き場のないジェーンは、乳母のベッシーに会いたい一心でリード家に戻り、リード夫人の最期を看取った。破産状態のリード家の公売を終え、ローウッド学園に勤めることを覚悟するジェーン。しかし、幻聴でロチェスターの声を聞いたジェーンは、胸騒ぎを覚えてソーンフィールド邸に戻った。館がゾーイの放火で焼け落ち、ゾーイも亡くなったことを知ったジェーンは、失明したロチェスターと共に生きることを誓うのだった。
 
== 原作との違い ==
リード夫人の実子は息子のジョンだけ。ローウッド学院のテンプル先生は登場せず、医師のリバーズがジェーンを励ました。ジェーンは教師として学院で勤めることを断って家庭教師になる。ソーンフィールド邸を出たジェーンは、そこで初めてリード家に戻り、ローウッド学院に勤めることで生計を立てようと計画する。牧師としてのリバーズ兄妹のエピソードは語られず、ジェーンが叔父の遺産を相続する話も描かれていない。
 
== キャスト ==
48 ⟶ 63行目:
:*録音:山田明寛
:*制作:ミックエンターテイメント
 
== 原作との違い ==
{{節stub}}
 
== 参考文献 ==