「ディスクジョッキー」の版間の差分

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[[Beatport]]や[[DJCITY JAPAN]]を始めとするデジタル音楽ダウンロードサイトの普及により、アナログ時代には考えられなかったプレイを省力的かつスピーディーに、更にはローコストで行う事が可能になった([[PCDJ]])。また移動時の荷物が減り特に海外での公演の際に大量のレコード所持によって販売を疑われ[[税関]]で止められたり没収されると言うトラブルを防ぐことにも一役買っている。
 
DJの行っていることは普段クラブなどには行かない人たちにはなかなか理解されづらい。選曲を楽しむだけであれば、極端に言えば既存のミックステープなどをかけていれば良いと思われることもある。しかしクラブなどに訪れるのは、音楽を積極的に聴きに来ている、さらには踊りに来ている人たちが一般的な客層である。観客は音楽とそれをコントロールしている人間に神経質な注目を向ける傾向がある。{{要出典|=職業的なDJは「'''場の空気'''」を高めつつも一定のレベル以上に保たなければならないと常に注意を払っている。
 
例えば大きなクラブなどになれば、スローで静かな曲を聴きにきた人とアップテンポな踊れる曲を求めている人が混じって存在している場合があり、DJはそうした対立的に存在するニーズを満足させなければならない。基本的には物言わぬ聴衆である観客に対して、バランス良くプレイしていくのか、またはあえて無視して独自のプレイをすることで踊るつもりのなかった人を踊らせるようにするのか、そうした判断を感覚的な察知と事前に決めた計画を通して、「場の空気」を意識しながらその場で緻密に組み立てていく。ある曲の一番目のサビの終わりに曲を替えるのか二番目の後なのかで観客の反応がガラッと変わってしまうこともある。言わばDJは音を通じた司会者でありその場をコントロールする存在である。
 
このように数多のケースバイケースな対応していく仕事が一般的なDJの基本的な役割であり、それは訓練された人間にまかされる。|date=2013年7月}}
=== 日本でのクラブDJとディスコDJ ===
日本ではクラブDJと[[ディスコ]]DJを分ける人もいるがこの言葉自体が日本法たる[[風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律]]に依存していることから厳密な境界はなく特定ジャンルに精通している者をクラブDJ、オールジャンルでキャッチーな選曲を行うDJをディスコDJと呼び分けたりする(ディスコや大箱クラブではプレイリストが店舗等から渡されることがある)。