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104.174.170.242 (会話) による ID:55714929 の版を取り消し 「元々」と書くと日本語使用が台湾の伝統的な言語文化のように思えてしまう
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}}真田信治(1987年)『標準語の成立事情』PHP研究所</ref>、NHKなど一部では「標準語」が「共通語」に言い換えられるようになった。
 
国語学の世界では、共通語は「現実であり、自然の状態」、標準語は「理想であり、人為的につくられるもの」と定義され、区別された。そうした意味で、現在の日本には標準語を定義・規定する政府機関や団体が存在しないため、公式には標準語は存在しない。しかしながら日常会話において「標準語」という用語は現在もしばしば使用され、その場合「標準語」は東京の口語([[東京方言]]や[[首都圏方言]])を指すことが多い。厳密には標準語と東京の口語そのものは異なる言葉であるが、中央(すなわち現代日本では東京)の言葉を標準語とすることは歴史的に暗黙の了解となっている<ref>小林隆「方言研究からみた「国語学」「日本語学」」[http://wwwdb3.jplingninjal.grac.jp/meisyoSJL/209kobayasitxtview.html php『国語学』53巻2号(209号) 2002・4・1 p.9]、2011年6月閲覧</ref>。
 
日本語の標準語・共通語の特徴は[[書記言語]]に偏重していることで、口頭言語については発音・アクセントなどの面で固定した規範が完全に成立しているとは言いがたい。例えば、「電車」のアクセントは従来は「'''デ'''ンシャ」が正しいとされてきたが、近年では「デ'''ンシャ'''」('''太字'''は高く発音)も広がりつつあり、メディアや駅の案内放送でも2通りのアクセントが混在している<ref>{{Cite journal|和書