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[[日本書紀]]では、火闌降命（ほすそりのみこと。本文・第八の一書）または火酢芹命（ほすせりのみこと。第二・第三・第六の一書）が登場する。火闌降命は、本文では[[隼人]]の祖としており、第八の一書では、古事記で火照命の事績とされていることが火闌降命の事績として書かれている。また、第二・第六の一書では、火酢芹命が長子としている。よって古事記における火照命の記述は本来は火闌降命（火酢芹命）についての伝承であり、古事記の編纂者が火照命という神を創作して火闌降命の事績をそちらに移したものと考えられている。
== 火王子出生表 ==
各書の出生表。
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|-bgcolor="#EEEEEE"
!書名!!1王子!!2王子!!3王子!!4王子
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|古事記||火照命||火須勢理命||火遠理命||
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|日本書紀本文||火闌降命||彦火火出見尊||火明命||
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|1書第2||火酢芹命||火明命||彦火火出見尊・火折尊||
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|1書第3||火明命||火進命・火酢芹命||火折彦火火出見尊||
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|1書第5||火明命||火進命||火折尊||彦火火出見尊
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|1書第6||火明命||天津彦根火瓊瓊杵根尊||||
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|1書第7||火明命||火夜熾命||彦火火出見尊||
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|1書第8||天照國照彦火明命||天饒石國饒石天津彦火瓊瓊杵尊||火酢芹命||彦火火出見尊
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|[[天書|天書紀]]||ホスソリ||ホホデミ||||
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|上記||火須勢理命・天照国押日子背持命||火遠理命・天邇岐志国邇岐志天津日高日子火火出見命||||
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|宮下文書||火照須||火須勢理||火遠理||
|}
==関連項目==
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