「楊宗妙」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Qingchuer1980 (会話 | 投稿記録) |
Qingchuer1980 (会話 | 投稿記録) 編集の要約なし |
||
4行目:
定陶の人。侍衛の楊忠の娘。初め、原武郡君に封ぜられ、正四品美人に進んた。仁宗は楊氏の父を昇職したいと思ったが、楊氏は「外官當積勞以取貴，今以恩澤徼幸，恐啓左右詖謁之端」と言った。仁宗を喜ばせ、楊氏の5人の親屬は官職に封ぜられた。[[尚充儀|尚美人]]とともに仁宗の寵愛を受け、[[郭皇后 (宋仁宗)|郭皇后]]としばしば諍いを起こした。
[[明道 (北宋)|明道]]2年（[[1033年]]）、尚美人が仁宗の御前において、皇后の言葉を遮って話すという無礼を犯した。怒った郭皇后が尚美人の頬を叩こうとしたところ、止めに入った仁宗の顔を誤って叩いてしまい、また皇后の爪が仁宗の頬を傷つけた。激怒した仁宗は郭皇后を浄妃に降格した。尚美人は得意のあまり、しばしば朝政に干渉し、楊美人と仁宗を誘って酒色に溺れた。[[章恵皇后|楊太后]]に諫められ、仁宗は尚美人とも楊美人とも疎遠になった。[[景祐]]元年（[[1034年]]）、郭妃
しかし後年、仁宗は曹皇后と夫婦仲が悪く、楊氏は尚氏とともに皇宮に召され、美人に復された。女子を1人産んだが、夭折した。[[皇祐]]2年7月2日（1050年7月29日）、尚美人は薨去し充儀を贈られ、楊美人も正三品[[婕妤]]に上った。
17行目:
[[Category:宋の仁宗の妃嬪]]
[[Category:1019年生]]
[[Category:1073年没]]
| |||