「熱電対」の版間の差分

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'''熱電対'''(ねつでんつい、{{lang-en-short|thermocouple}})は、2種類の[[金属線]]の先端同士を接触させて回路を作り、接合点に発生する[[起電力#熱起電力|熱起電力]]を通じて温度差を測定する[[温度計]]<ref name="新井"/><ref name="小倉"/>。あるいは、この温度計の基本原理の中核をなしている、センサー部分の2種類の金属線を指す<ref>{{cite book |和書 |editor=日本機械学会 |title=機械工学辞典 |publisher=丸善 |year=2007 |edition=第2版 |isbn=978-4-88898-083-8 |page=984}}</ref>。異なる2種の金属を接合すると、それぞれの[[熱電能]]の違いから、2つの接合点の間の異なる温度に応じた起電力が発生する([[ゼーベック効果]])。中高温領域の温度センサーとしては、寿命の長さ・耐熱性・機械的強度などの利点があり、工業的に最も広く用いられるものである<ref name="八光電機">{{Citation|和書|title=熱電対とは|publisher=八光電機|url=http://www.hakko.co.jp/qa/qa_0_04.htm|accessdate=2015-12-27}}</ref>。
 
== 原理 ==