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ちなみに、正解は「勘定は合っていない」である。
 
この場合、瓶屋の主人の勘違いは「二荷入りの瓶」=「一荷入りの瓶」+「支払済の3円」としていることにある。割引後の「二荷入りの瓶」=「一荷入りの瓶」+「3円」でいいのだが、この「一荷入りの瓶」=「支払済の3円」なので、「二荷入りの瓶」=「支払済の3円」+「3円」となり、もう3円兄貴から受け取らなければならない。
この場合、瓶屋の主人は、「本来ならば、一荷入りの瓶と二荷入りの瓶の、二つ分の料金『9円』を受け取らなければならない」という事実を見落としており、その上で一荷入りを返品するわけであるから、結局のところは、「6円」を受け取る必要があるのである。しかし、実際に手元にある金は「3円」であるため、瓶屋の主人は、そこを大きく勘違いしていたために、この噺のオチにつながってしまう結果となるのである。
 
しかし、実際に手元にある金はやはり兄貴から受け取った「3円」であるため、瓶屋の主人はこれを大きく勘違いし、この噺のオチにつながってしまう結果となるのである。
 
== 関連項目 ==