「ヴェリブ」の版間の差分
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== 料金 ==
利用するためには「年間パス」の申請あるいは「短期チケット」の購入が必要となる。パス申請あるいはチケット購入にあたりそれぞれ期間別の料金と、毎次30分を越える連続使用時に発生する「超過料」を支払う必要がある。なお、利用期間にかかわらず、利用前に、保証金として150[[ユーロ|€]]の引き落とし許可が条件となっているが、自転車の紛失や破損など、特別の場合を除いてこの保証額が引き落とされるわけではない。ただし、自転車を24時間以内に返却しない場合は、保証金の一部、あるいは全額を支払う必要があるため注意が必要である。
また、Debitカード利用の場合は、実際に引き落とされる{{
=== 短期チケット ===
;1日券および1週間券の購入(端末での手持ちのNAVIGOへのチャージまたは券買)
スタシオンにある「Borne(ボルヌ)」と呼ばれる端末で、[[クレジットカード]]を使って料金を支払い、利用者コードが印字されたチケット、1日券ならば「Ticket 1 jour」あるいは1週間券ならば「Ticket 7 jours」をそれぞれ購入する。使用できるクレジットカードは、[[ICカード|ICチップ]]の付いたカードのみとなっている。また、カード会社も[[ビザ]]、[[マスターカード|マスター]]、[[JCB]]、[[アメリカン・エキスプレス|Amex]]のいずれかの種類のものに限られており、4桁の[[パスワード|暗証番号]]も必要となる。料金はそれぞれ、1日券1,
=== 年間パス ===
;年間使用料を手持ちのNAVIGOへチャージまたはCarte Vélib'の購入
所定の申込用紙に記入した上で、必要書類及び所定の支払い方法を添えてヴェリブ事務局へ郵送する。あるいは[[オフィシャルサイト]]での申請となる。手続き後1~3週間ほどで'''カルト・ヴェリブ'''({{lang|fr|''Carte Vélib''}})が届き、レンタルが可能となる。年間契約料は
=== 超過料金 ===
利用料金は、利用した時間によって決められている。 最初の30分は無料となっているが、29分59秒を過ぎると、30~59分は
ヴェリブは短距離の移動手段として導入されており、各スタシオンの自転車不足を防止し少しでも回転効率を高めるため、また自転車の盗難を防止するため、さらに既存の貸し自転車の民業圧迫を防ぐ目的から、長時間利用した場合の料金が高めに設定されている。しかしながら、30分以内に返却し、再度約2分後には自転車を引き抜くことができるので、遠方への移動もこの方法で超過料金がかからないようになっている。
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=== NAVIGO利用者及び年間パス保持者 ===
カルト・ヴェリブやチャージされたNAVIGOを持っている場合は、駐輪機にある読み取り機に直接カードを載せ、同ランプが緑色からオレンジ色に変わりロックが解除され自転車を引き抜くことが出来る。返却については1日券や1週間券の場合と同様である。なお、カルト・ヴェリブには、あらかじめ
=== ボルヌ(利用端末) ===
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=== 万が一の場合の対応 ===
Vélib'の利用には近年では少なくなったとは言え、トラブルが多々発生する。そのため、利用者用に{{lang|fr|'''Allo Vélib''''}}と呼ばれるホットラインサービスが用意されている<ref group="注釈">このサービスへはパリ市内の固定電話の通話料が適用され、番号はすべてのスタシオンに{{lang|fr|''info''}}と明記されている。</ref>。基本的にはフランス語のみの対応だが、執拗にかけ直すことで英語での対応にも応えてくれる。トラブルの殆どは「”返却”がシステム内で認識されず、保証金
== 車両の特徴 ==
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