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埼玉県で食べられるうどん
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2016年4月6日 (水) 14:22時点における版
冷汁うどん(ひやしるうどん)は、埼玉県の大宮・川越・加須あたりで中心に主に家庭料理としてで食べられるつけ汁うどん。ごま、白味噌、シソの葉、砂糖などをすり鉢でする潰し、冷水やだし汁を加えてよく混ぜ合わせて伸ばしたつゆで食べる。薬味にミョウガやショウガを加えたり、キュウリも千切りにして別に添える場合もある[1][2]。
概要
冷汁がざるうどんのつけ汁として使われた料理で『冷汁うどん』として、農山漁村の郷土料理百選に選ばれている[1]。冷汁うどんの起源・発祥は、きゅうりの輪切りを砂糖・塩・ごまで和えた料理を惣菜としてよく食べており、そこで余ったものをうどんとあわせた食べ方が始まりとされる[1]。味噌、ごま、夏野菜の組み合わせは、暑い夏を乗り切るための栄養バランスが良く、炎天下で重労働を行う農民が、時間や食欲のない時でも充分な栄養補給を行い、簡単においしく食べられる生活の知恵として伝承されていた料理である。うどん以外に素麺を用いることもある。「すりたて」のつけ汁で食べることから、なまって「すったて」「つったて」と呼ぶこともある。