「佐渡島」の版間の差分

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また、京から配流された文人・政治家などが都の文化を伝えた影響からかさまざまな伝統芸能が受け継がれている。有名なのは[[能]]である。[[江戸時代]]には200を超える[[能舞台]]があり、現在も32余りの[[能舞台]]が残っている。人口当たりの[[能舞台]]数は、江戸時代も現在も全国一となっている。これらの能舞台は、今も、春から秋にかけ[[薪能]]などイベントや祭りで利用されており、各地区の希望する子供達が大人から指導を受けて演じている。これは[[能]]の大成者である[[世阿弥]]が配流された影響であるといわれている。[[浄瑠璃|古浄瑠璃]]、[[文弥人形]]、のろま人形、説教人形、獅子舞なども代々受け継がれ、現存している。
 
[[佐渡金山]]は最盛期には、国内一の金産出量を誇っていたが、江戸時代の終わりごろから衰退し[[1951年]]に商業採掘は終了したため、現在では金の採掘は行われていない。残された多くの史跡や博物館等の資料館で当時の様子をうかがい知ることができる。他に、[[順徳天皇]]や[[日蓮]]ゆかりの寺などの、歴史的な神社仏閣が保存されており、こうした様々な史跡めぐりをする観光客が毎年訪れている。佐渡島には「鬼太鼓」という神事芸能が300年伝わっている<ref>読売新聞 2016年4月15日 33面掲載。</ref>。太鼓の音に合わせて鬼の面をつけて舞う
 
== 島内外の交通 ==