「牧野力」の版間の差分

'''牧野 力'''（まきの つとむ、[[1938年]][[5月10日]] - ）は、[[日本]]の[[官僚]]。元[[経済産業省|通商産業]][[事務次官]]。[[牧野伸顕]]の玄孫にあたる<ref>『靖国に祀られざる人々: 名誉なき殉国の志士たちの肖像』（[[田中健之]]、[[学研パブリッシング]]、2013年6月28日）<!--https://books.google.co.jp/books?id=NU9WBAAAQBAJ&pg=PT80&lpg=PT80&dq=%E7%89%A7%E9%87%8E%E5%8A%9B+%E4%BC%B8%E9%A1%95&source=bl&ots=-tfq7TtMBH&sig=9rKrm8U9H5UN7iLMYV539-7s_ws&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwi8poKa5sHMAhVKi5QKHQ3PD-sQ6AEIPjAO#v=onepage&q=%E7%89%A7%E9%87%8E%E5%8A%9B%20%E4%BC%B8%E9%A1%95&f=false--></ref>。

高島章とは所謂「[[通産省4人組事件]]」での人事抗争も絡んだ次官争いを演じた。一方で通産省の大物技官OBであった[[内田元亨]]が[[フジタ]]との地熱発電事業に対する債務保証の思惑も絡んで、対立関係にあった牧野の次官阻止を意図していたのだとも巷間いわれている<ref>『実名・霞が関』（[[歳川隆雄]]、[[ザ・マサダ]]、1996年10月） p.42</ref>。のち、主流派と目された牧野、次の[[渡辺修 (通産省官僚) |渡辺修]]が次官となった。次官就任以降も一貫して[[アメリカ合衆国通商代表部|米通商代表部]]との日米自動車交渉、日米半導体交渉の協定締結に当たってきた。