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また、ねこぢるは食に対する欲求が異様に低く、[[肉]]や[[魚]]も「血の味がするから」と全く食べなかった。友人が勧めた[[アボガド]]も一口食べ、勢いよく吐き出したという<ref>吉永嘉明『自殺されちゃった僕』(幻冬舎アウトロー文庫)第2章「ねこぢるの思い出」53頁。</ref>。これに関して、生前「[[トンカツ]]って豚の死体だよね」という感想を夫の山野一に述べており、漫画の中でも[[豚]]は[[下等生物]]として罵られ殺され食べられる[[家畜]]程度の存在にしか描かれていない。
 
[[夫]]・[[漫画家]]の[[山野一]]は彼女の“特殊な能力”について、「ねこぢるは[[量子力学]]の“[[シュレディンガーの猫]]”や“認識した現在から遡って過去が創られる”というパラノイックで魔術めいた理論に強く惹かれていたようだ。それはもう[[宗教]]や[[哲学]]の問題とシンクロしている。ねこぢるがトランス中に話す切れ切れの言葉を聞いてると、彼女がその鋭い感性で、この世界の構造を、かなりシビアな領域まで認識してる事が読み取れた。まあそんな特殊な能力があった所で別に自慢にもならず、なんの役にも立たない。むしろ無い方が有意義な人生を送れるだろう。だって呆れ果てる程殺伐としたものなんだから、何もかも剝ぎ取ったリアルって…」と単行本『ねこぢるまんじゅう』の「あとがき」で述べている。
 
彼女の死後、[[山野一]]が寄稿した「追悼文」の中で山野は彼女の特異な人物像について以下のように述べている。