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近代における催眠の”再発見”は、[[オーストリア]]の医師[[フランツ・メスメル]]による。メスメルはこの現象を磁力による物理現象と信じ、動物磁気又はメスメリズムと名付けた。この発見は、[[1784年]]に、[[科学アカデミー (フランス)|フランス王立科学アカデミー]]によって否定され(メスメリズムという現象は存在してもそれは磁気によるものではない)、彼の死後、その研究は下火となった<ref>高石昇・大谷彰「現代催眠言論」(2012年金剛出版)p.28-29</ref>。
 
[[1841年]]、ブレイドは[[マンチェスター]]で、フランス人{{仮リンク|[[シャルル・ラフォンティーヌ|en|Charles Lafontaine}}]]による動物磁気の興行を見て、強い衝撃を受けた。当初懐疑的であったものの、繰り返し見聞することで、この現象がトリックでないこと、動物磁気なるものによるものではなく、心理生理学的な現象であることを確信し、実験によってそれを証明した。ブレイド自身、この興行の翌週に、動物磁気を利用せずにメスメリズムを行う公開実験に成功している。
 
== 催眠(hypnotism)の誕生 ==