「スノードン伯爵」の版間の差分

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[[1961年]]、女王[[エリザベス2世]]の妹である[[マーガレット (スノードン伯爵夫人)|マーガレット王女]]が[[アンソニー (スノードン伯爵)|アンソニー・アームストロング=ジョーンズ]]と結婚するに際して、爵位を持たない平民出身であったアンソニーはスノードン伯爵に叙された。その後スノードンは王女と離婚して王室を離れたが、爵位は依然保有している。従属称号は[[リンリー子爵]]で、次期当主の儀礼称号である。
 
その後マーガレットの姪である[[アン (イギリス王女)|プリンセス・ロイヤル・アン]]の二度の結婚においてどちらの夫も爵位を受けなかった。また従妹の[[アレクサンドラ (レディ・オギルヴィ)|アレクサンドラ王女]]も[[エアリー伯爵]]の次男と結婚したものの、夫は次男であるため爵位を持たず、また新たな爵位も求めなかった。これ以降[[2016年]]現在に至るまで[[王女]]の結婚事例は無い。このため、称号の無い王族の配偶者に爵位を与えるという慣習事例は、スノードン伯爵が最後の事例となっている。
 
また、スノードン伯爵叙爵以降に臣民に与えられた世襲の爵位は、60年代前半のいくつかの子爵・男爵位の他は、元首相の[[ハロルド・マクミラン]]に与えられた[[ストックトン伯爵]]のみである。以降の全ての爵位が王族の成人・結婚に伴う叙爵に限られ、しかもそのほぼ全てが公爵とその従属称号である。唯一の例外としてマーガレットの甥[[エドワード (ウェセックス伯爵)|エドワード王子]]に与えられた[[ウェセックス伯爵]]のみ伯爵位である(理由に関してはエドワード王子及び[[エディンバラ公]]の項目を参照)。臣民への叙爵は主に[[1958年]]の{{仮リンク|一代貴族法|en|Life Peerages Act 1958}}に伴う[[一代貴族]]への叙爵に移行している
 
== スノードン伯爵一覧 ==