「スペシャルティカー」の版間の差分

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日本では、マスタングの成功に触発されて[[1970年]]に発売された[[トヨタ・セリカ]]が、初めて大々的に売れたスペシャルティカーである。<!--それ以前にも[[日産・スカイライン#初代 ALSI型(1957年-1963年)|日産・スカイラインスポーツ]]や[[日産・シルビア#初代 P311型(1965年-1968年)|日産・シルビア]]等が存在していたが、どちらも販売台数が少なく、「スペシャルティカー」を世間に根付かせたとは言い難い{{誰}}。←どちらもハンドメイドの高級スポーツカーであるため、この記事の趣旨とは明らかに異なる。-->セリカは主にE20型[[トヨタ・カローラ|カローラ]]のコンポーネンツを一部流用して作られたが、シャシは既存の車種([[プラットフォーム (自動車)|プラットフォーム]])をベースとしておらず、その数か月後に、セリカと同じシャシで[[ノッチバック]][[セダン]]ボディの[[トヨタ・カリーナ|カリーナ]]が登場している。このシャシは、後のE30型/E50型カローラシリーズとも共通点が多い。
 
日本ではその後、[[自動車排出ガス規制|排ガス規制]]の沈滞ムードを打ち破り、[[マツダ・コスモ#2代目・コスモAP/コスモL(1975年 - 1981年)|マツダ・コスモAP]]が広い年齢層に支持され、爆発的なヒットを記録。次いで[[1970年代]]末の[[日産・シルビア#3代目 S110型(1979年-1983年)|S110型系シルビア]]と、[[1980年代]]の[[ホンダ・プレリュード|2代目ホンダ・プレリュード]]が2大'''デートカー'''として君臨した。<br />その後、[[バブル景気|バブル期]]に目立ってセールスをあげた車種は、3代目プレリュードと[[日産・シルビア#5代目 S13型(1988年-1993年)|S13型系シルビア]]、[[トヨタ・カローラレビン|E90型系カローラレビン/]][[トヨタ・スプリンタートレノ|スプリンタートレノ]]程度となり、この市場はさらに実態の不明瞭な'''[[ハイソカー]]'''というものに[[市場占有率|シェア]]を奪われていく。
 
[[バブル崩壊]]後は[[1990年代]]の[[レクリエーショナル・ビークル|RV]](日本での「RV」の意味は完全な誤用で、ここでは現在でいうところの[[スポーツ・ユーティリティ・ビークル|SUV]]や[[ミニバン]]などを指す)[[流行|ブーム]]から、[[ステーションワゴン]]やSUV([[四輪駆動車]])、[[2000年代]]以降は[[ミニバン]]、[[コンパクトカー]]、[[軽自動車]](特に[[軽トールワゴン]])、[[ハイブリッドカー]]などが、入れ替わり立ち代わり一般[[大衆]]の人気の中心となって推移し、一連の4ドアノッチバックセダンや2ボックス型[[ハッチバック]]よりも更に[[実用]]性・[[機能]]性・[[合理性]]に乏しい2ドアノッチバック、および3ドアハッチバックのスペシャルティー市場は完全に壊滅した。