「第39回世界遺産委員会」の版間の差分

| サンガネブ海洋国立公園とドゥンゴグナブ湾＝ムッカウワル島<!--『世界全地図ライブアトラス』の表記-->海洋国立公園

| colspan="5" style="text-align:left"|この物件を構成するサンガネブ環礁については、1983年の第7回世界遺産委員会で「登録延期」が決議されていた<ref>{{Harvnb|IUCN|2015|p=17}}</ref>。今回の推薦では、名称が示すように2つの海洋国立公園が対象となっている<ref>{{Harvnb|IUCN|2015|p=18}}</ref>。IUCNは構成資産を再検討すれば、登録基準を満たす可能性を認めつつ、「登録延期」を勧告した<ref>{{Harvnb|IUCN|2015|pp=24-25}}</ref>。審議では1段階上の「情報照会」と決議された<ref>{{Harvnb|World Heritage Centre|2015b|p=156}}</ref>。翌年の[[第40回世界遺産委員会]]で正式登録。

| '''アメリカ大陸のルネサンス様式水利施設群、[[パドレ・テンブレケ水道橋]]'''

| colspan="5" style="text-align:left"|パドレ・テンブレケの水道橋は、1554年から1571年に建造された[[水道橋]]で、その名前は{{仮リンク|フランシスコ・デ・テンブレケ|es|Francisco de Tembleque}}（[[パードレ|パドレ]]は[[神父]]の意味）にちなんでいる<ref>{{Harvnb|ICOMOS|2015a|p=330}}</ref>。古代ローマ以来の蓄積があった欧州の水利技術を[[メソアメリカ]]の文化と融合させた優れた例などとして、ICOMOSは「登録」を勧告した<ref>{{Harvnb|ICOMOS|2015a|pp=338-339}}</ref>。正式登録名は「'''[[パドレ・テンブレケ水道橋|パドレ・テンブレケ水道橋の水利施設システム]]'''」(Aqueduct of Padre Tembleque Hydraulic System / Système hydraulique de l'aqueduc de Padre Tembleque) となった。

| '''大山[[ブルカン・カルドゥン]]とその周辺の神聖な景観'''