「H2の登場人物」の版間の差分

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: 千川高校3年(開始当時:千川高校1年)。[[投手]]・[[中堅手]]。右投げ・右打ち。
: 物語の主人公。ひかりと野田は幼馴染で、英雄・ひかり・野田とは同じ中学校。中学時代から豪速球で名を馳せた投手だったが、上武医師の「3ヵ月で確実に肘が壊れる」という言葉を受け、野球への未練を断ち切るため野球部のない千川高校へ進学し、サッカー部に所属。サッカー部と野球愛好会との野球の試合で、サッカー部の野球を侮辱するような言動に耐え兼ね、試合中に退部して野球愛好会に入会した。その後上武医師の無免許が発覚、診断が間違ったものだと知る。それを受けて本格的に野球を再開する。
: 150km/h超の[[速球|ストレート]]<ref group="注">高校2年生時には島曰く150km/hと言われても信じるという球を投げていた。3年生時の夏の北東京予選では152km/hを計測。その後原作では球速表示に関する描写はないが、ドラマ版では3年生時の夏の甲子園準決勝で156km/hを計測している(対英雄の最終打席の初球)。</ref>、140km/hの[[フォークボール|フォーク]]や、[[スローカーブ]]や[[チェンジアップ]]など切れのよい[[変化球]]を持ち球とする。さらに対英雄対策として[[高速スライダー]]も覚えた。併せて構えまま動かさないミットへ投げる事のできる抜群のコントロール、無尽蔵のスタミナ、「ピッチャー返しを取らせたら右に出るものはいない」と自ら豪語するフィールディングも兼ね備える超高校級投手。ただ、気持ちにブレーキを掛けるのは苦手で、打たせて取るピッチングを指示されても1試合すべては我慢できない。バッティングも非凡で足も速く、中・高を通して3番を打つ。特に打撃に集中する状況での打撃は卓越しており、中学時代のサヨナラ安打数は英雄のものよりも多かった。外野守備も上手く、木根が登板した際はセンターを守っている。暑さに強く、ひかりの誕生日である[[8月16日]]には一度も負けたことがなかった<ref group="注">2年生時の夏の甲子園2回戦で初めて敗北を喫した。</ref>。
: 明和一監督・稲川曰く、「どんなピンチも野球の楽しみに変えてしまう」野球大好き少年。また稲川は英雄よりも比呂の方が欲しかったと明かしている。
: 恋愛面では同級生達よりも疎かったという事もあり中1の時、英雄にひかりを紹介した。が、紹介した1年半後に「俺は本当はひかりが好きなんじゃなかろうか」と気づき、想いを明かさぬまま失恋していた。2年夏甲子園大会で2戦目伊羽商で敗退後、ひかりに「好きだったこと」と「英雄さえいなければ」「俺の思春期は1年半ずれていた。だから1年の時に英雄に喜んでひかりを紹介しただろうし・・・、だから野球だけは負けたくなかった」と告白してもいる。紆余曲折を経て、高3の夏の甲子園大会での直接対決で勝った方が、「ひかりと付き合う」という勝負を英雄とすることになる。英雄との野球での勝負には勝つものの、そのときの比呂の涙が象徴するように、それはすべての勝負に勝つとまでには至らないものであった。