「マルティン・ルター」の版間の差分

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この煉獄の霊魂の贖宥の可否については[[カトリック教会]]内でも議論が絶えず、疑問視する神学者も多かった。[[1517年]][[10月31日]]、ルターはアルブレヒトの「指導要綱」には贖宥行為の濫用がみられるとして書簡を送った<ref>[[徳善義和]]著『マルティン・ルター ことばに生きた改革者』(岩波新書、2012年)p.61</ref>これこそが『[[95ヶ条の論題]]』である。論題が一般庶民には読めない[[ラテン語]]で書かれていたことから、ルターがこれを純粋に神学的な問題として考えていたとされる。
 
*[[レオ10世による贖宥状]]も参照。
 
=== 論争・カトリック教会の権威 ===